高卒で医療事務に就くには?転職成功のポイントと求められる能力

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高卒で医療事務に就くには?転職成功のポイントと求められる能力

  • 高卒で医療事務になったあとのキャリアパスが知りたい!

  • 高卒で医療事務になったあとのキャリアパスが知りたい!

このような疑問を持つ高卒者に向けて、以下の内容を紹介します。

  • 高卒の仕事探しに医療事務がおすすめの理由
  • 医療事務になったあとのキャリアパス
  • 医療事務への就職やキャリアアップに役立つ資格
  • 高卒で医療事務になるメリット・デメリット

医療事務の仕事に興味がある高卒者にとって知りたい情報が満載なので、ぜひご覧ください。

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高卒の仕事探しなら医療事務がオススメ!

高卒者に医療事務をおすすめする理由は、次の通りです。

  • 学歴・資格の有無を気にせず目指せる
  • 未経験歓迎の求人が多い
  • 経験を積めばキャリアパスが広がる

医療事務は、医療行為を行わない事務職なので、特別な資格や経験がなくてもチャレンジできる職業です。実際に「学歴不問」「未経験歓迎」の求人が多数あります。

さらに、実績次第では昇進できるほか、事務のスペシャリストとして管理部門で活躍できるなど、キャリアパスが広がるのもメリットです。

医療事務の主な業務を紹介します。

業務分類内容
受付・会計業務医療機関を訪れた患者を案内し、診察後の医療費の精算をする
レセプト業務診療報酬点数を算出して医療費を確定し、診療報酬明細書(レセプト)を発行する
クラーク業務カルテの管理や診療の準備・補助など、看護師や医師をサポートする

ただし、医療事務は誰でも挑戦しやすい分、求人倍率が高い傾向にあります。後ほど紹介するおすすめの資格を取得したうえで狙い目の求人に応募すれば、未経験の高卒者も採用されやすくなるでしょう。

医療事務の学歴内訳

職業情報提供サイト「jobtag」を参考に、医療事務員の学歴内訳を紹介します。

学歴割合
中卒2.0%
高卒31.4%
専門卒43.1%
短大卒29.4%
大卒25.5%
大学院卒0%

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「医療事務」(参照 2025-04-03)

※すべての数字を合計しても100%になるとは限りません。

医療事務として働く人の割合が最も高いのは専門卒で、全体の4割以上を占めています。これは、専門学校や通信教育で実務に必要な知識を習得してから就職する人が多いためだと考えられます。

医療事務として働く高卒者の割合は31.4%です。医療事務として働く3人に1人は高卒者と考えると、高卒者も目指しやすい職業だと言えます。

高卒で医療事務を目指すならどんな求人がねらい目?

高卒で医療事務の仕事に就く場合、次のような特徴を持つ求人が狙い目です。

  • 未経験可の求人
  • 学歴不問の求人
  • 規模が大きい医療施設の求人

まず、高卒者は学歴不問かつ未経験可の求人を狙いましょう。未経験OKの記載がなかったり学歴要件を設けたりする求人は、即戦力を求めるケースがほとんどなので、未経験の高卒者は採用されにくいです。

また、学歴不問かつ未経験歓迎の求人を出す医療施設は、ポテンシャルを重視した採用基準を設ける場合が多いです。

ポテンシャル重視で採用する医療施設は、未経験者向けの研修制度も充実している傾向にあることから、高卒未経験の人も医療事務員として活躍できる可能性があります。

さらに、大学病院や総合病院といった規模が大きい医療施設の求人に絞って応募するのもおすすめです。

規模が大きい医療施設は、人材を育成できる環境が整っている傾向にあります。

そのうえ、分業制を採用する施設が多く、特定の業務に集中して取り組めるため、いきなりマルチタスクをこなせるかどうか不安な未経験者でも働きやすいでしょう。

高卒で医療事務になったあとのキャリアパス

高卒で医療事務になったあとのキャリアパスは、以下の2つです。

  • 医療事務長になりマネジメント業務を担当する
  • 病院の管理部門(総務課・人事課など)の事務員になる

医療事務は、実務経験を積むことで医療事務長への昇進が目指せたり、管理部門の事務員に転職できたりする可能性があります。

高卒の医療事務員のキャリアパスを理解して、今後のキャリア形成の参考にしてください。

①医療事務長になりマネジメント業務を担当する

医療事務のキャリアパスとして、実績を積んで医療事務長になることが挙げられます。

医療事務長とは、在籍する医療機関の事務業務を統括・管理するポジションを指します。

具体的な業務内容は、以下の通りです。

業務分類主な仕事内容
労務管理従業員のシフト管理、業務全般のサポート
採用・人事採用計画の立案、書類選考・面接対応
経理・財務経理業務、経理データの管理
広報施設や医療に関する情報発信
経営企画事業計画の作成

医療事務長の仕事は、マネジメント業務が中心となります。人材育成やチーム全体のマネジメントに興味がある人は、医療事務長を目指すのがおすすめです。

特に男性は女性に比べて、ライフステージの変化による退職・休職が少なく、キャリアを形成しやすいので、頑張り次第で医療事務長の候補者になれる可能性があります。

②病院の管理部門(総務課・人事課など)の事務員になる

医療事務としての経験を活かして、病院の総務課や人事課といった管理部門の事務員になるキャリアパスもあります。

管理部門の名称主な仕事内容
総務課・医師や看護師も含めた全職員が快適に働ける職場環境の構築
・社会保険や福利厚生の手続き
人事課・医療機関で働く職員の採用活動、退職手続き
・研修プログラムの作成

病院の総務課・人事課で働く方法は以下の通りです。

  • 総務課や人事課がある病院で働いている場合:異動願いを出す
  • 総務課や人事課がない病院で働いている場合:総務課・人事課がある病院に転職する

異動願いを出す時は、異動する理由や医療事務員としての実績を説明できるようにしておきましょう。

総務課・人事課がある病院に転職する時は、こまめに求人情報をチェックするのがおすすめです。管理部門の求人を出す病院は限られているので、求人サイトや転職エージェントなどを活用して根気強く求人を探しましょう。

高卒で医療事務への就職やキャリアアップに役立つ資格

医療事務は、資格がなくても働ける職業です。実際に、資格の有無を問わず医療事務員を採用している医療機関や施設も珍しくありません。

とは言え、事前に医療事務の資格を取っておくことで、以下のようなメリットが得られるのもまた事実です。

  • 採用選考のアピール材料になる
  • 採用後、業務内容を覚えるスピードが上がる
  • 資格手当が支給される可能性がある

ここでは、医療事務の仕事に就職する時やキャリアアップする時に役立つ資格を3つ紹介します。

高卒でも取れる資格とは?おすすめ資格10選と資格で高収入を稼ぐ方法

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メディカルクラーク®

「メディカルクラーク®(医療事務技能審査試験)」は、医療事務に必要な知識やスキルを保有していることを証明できる民間資格です。

昭和49年に開始以降、受験者数は171万人(2025年4月時点)で、医療事務の資格の中でも特に知名度・信頼度が高い資格と言えます。

資格手当の対象とする医療機関や施設も珍しくなく、医療事務への就職・転職においても大きな強みになります。どの資格を取ろうか悩んでいる人は、まずメディカルクラーク®から挑戦してみるのがおすすめです。

【メディカルクラーク®の概要】

主催一般財団法人 日本医療教育財団
資格の種類民間資格
受験資格特になし
受験方法インターネット試験(IBT方式)
日程毎月複数回(土日中心)
検定料8,800円(税込)
合格率約60〜70%※参考値
試験内容【学科】
・医療保険制度
・医療法規一般
・医療保障制度
・公費負担医療制度
・患者対応
・医事業務
・医学一般
・薬学一般
・診療報酬請求業務
【実技】
・コミュニケーション(患者接遇)
・診療報酬請求業務(診療報酬明細書(出来高)の作成など)

医療事務管理士®

「医療事務管理士®」は、事務業務を通して医療現場をサポートできる専門家として必要な知識やスキルを持っていることを証明できます。

日本で初めて誕生した医療事務の資格で、メディカルクラーク®と同じく、知名度・信頼度が高いです。

また、医療事務管理士®は、事務作業に関する知識やスキルだけではなく、効率的な業務管理や職員同士のコミュニケーションスキルも問われます。

そのため、将来的に管理職としてマネジメント業務に携わりたい人に適した資格と言えます。

【医療事務管理士®の概要】

主催団体株式会社技能認定振興協会
資格の種類民間資格
受験資格特になし
受験方法在宅試験、インターネット試験
日程在宅試験:毎月第4土曜日翌日の日曜日
インターネット試験:好きな時に受験可
検定料7,500円(税込)
合格率約50%
試験内容【学科】
・法規保険請求事務
・医学一般

【実技】
・診療報酬明細書を作成するために必要な知識

医療事務認定実務者(R)

「医療事務認定実務者(R)」は、主に医療事務に関する基礎知識と診療報酬明細書(レセプト)の作成能力を問われる試験です。

医療事務認定実務者(R)の資格取得を通じて、レセプト業務に関する高度な知識やスキルを習得できます。そのため、いち早く医療事務の実践的な業務スキルを身に付けたい人におすすめです。

【医療事務認定実務者の概要】

主催団体・特定非営利活動法人
・職業技能専門教育研究機構認定
・全国医療福祉教育協会
資格の種類民間資格
受験資格特になし
受験方法在宅受験、会場受験(対象の通学受講生のみ)
日程在宅受験:毎月1回日曜日に実施
会場受験:実施する認定機関により異なる
検定料一般受験:5,500円(税込)
団体受験:4,500円(税込) ※認定機関の通信・通学受講生
合格率約60〜80%
試験内容【学科】
・医療事務の基礎知識
・医療機関における各種制度に関する知識
・診療報酬請求に関する知識

【実技】
・診療報酬明細書作成

高卒で医療事務になるメリット・デメリット

ここでは、高卒で医療事務になるメリット・デメリットを解説します。

職業の良い面と悪い面を理解しておくことは、適職探しにおいて重要なポイントの一つです。

高卒で医療事務を目指すのであれば、あらかじめ医療事務として働くメリットとデメリットを知っておきましょう。

メリットデメリット
景気に関係なく需要がある常に学び続けなければいけない
日本全国で働ける状況に合わせて臨機応変な対応が求められる
さまざまな働き方ができる就職倍率が高い傾向にある

高卒で医療事務になるメリットは3つ

高卒で医療事務になるメリットは、以下の3つです。

  • 景気に関係なく需要がある
  • 日本全国で働ける
  • さまざまな働き方ができる

医療業界は、景気の良し悪しに左右されにくい傾向にあります。くわえて、日本の高齢化により、医療機関や設備の需要がさらに高まることから、今後も医療事務のニーズが続くと言われています。

また、医療事務は、都市部・地方を問わずどこでも募集があるため、全国各地で働きやすいのもメリットです。

さらに、医療事務は正社員の他にアルバイト・パート、契約社員、派遣社員などさまざまな雇用形態の求人が存在します。自分のライフスタイルに合った働き方ができるので、仕事を長く続けやすい職種でもあります。

高卒で医療事務になるデメリットは3つ

高卒で医療事務になるデメリットは、以下の3つです。

  • 常に学び続けなければいけない
  • 状況に合わせて臨機応変な対応が求められる
  • 就職倍率が高い傾向にある

医療業界は、保険点数の更新や医療制度の変更など、変動が激しい業界です。常に最新情報をチェックして新たな知識を習得する必要があります。

また、医療事務は事務作業と並行して、患者の対応も担当する場合がほとんどです。現場の状況に合わせて複数の業務を同時に行わなければいけないため、臨機応変な対応が苦手な人は苦労する可能性があります。

さらに、学歴や資格を問わずチャレンジしやすい医療事務は、就職倍率が高くなりやすいです。事前に医療事務の仕事に役立つ資格を取得して、他の応募者と差別化できるようなアピールポイントを作っておきましょう。

医療事務以外で転職を検討するならナイト系がおすすめ

医療事務は、学歴や経験を問わず働けて一般事務より収入が期待できるため、人気が高い職業です。

そのため応募が殺到するケースも珍しくなく、就職・転職活動が難航する恐れがあります。

また、実際には思っていたよりも給与が低かったり、キャリアの幅が限られていたりと、不安を感じている方も少なくありません。

もし、もっと収入が期待できる仕事やいち早く就職・転職をしたい場合、ナイト系がおすすめです。

ナイト系は、デスクワークもあり、さらに成果重視のため自分の頑張り次第で収入アップも目指せます。

応募から初出勤までスムーズに進みやすく、即日勤務が可能な企業も多いです。

18歳以上(高校生不可)であれば、学歴や経験に関係なく応募できるので、ぜひチェックしてみてください。

高卒で医療事務になるためのおさらい

最後に高卒で医療事務になる時に知っておくべきポイントをまとめました。

【高卒者が狙うべき医療事務の求人】

  • 未経験可の求人
  • 学歴不問の求人
  • 規模が大きい医療施設の求人

【医療事務の就職やキャリアアップに役立つ資格】

  • メディカルクラーク®
  • 医療事務管理士®
  • 医療事務認定実務者(R)

また、医療事務は、医療事務長として昇進してマネジメント業務を行ったり、病院の管理部門で事務のスペシャリストになったりするキャリアパスを築けるのも魅力です。

この記事で医療事務について理解を深めたあとは、さっそく転職・就職に向けた準備を始めましょう。

ネクスト編集部

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メンバニ公式メディアのネクスト編集部。最終学歴が高卒・中卒(18歳以上高校生不可)の転職先を探している男性に向けたお役立ち情報を発信しています。

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