中卒で漁師になるには?転職成功のポイントと求められる能力

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中卒で漁師になるには?転職成功のポイントと求められる能力

  • 中卒から漁師になるにはまず何をするべき?

  • 漁師としてキャリアを築きたい時に学歴は必要?

漁師は、仕事内容や勤務スケジュールなどが一般職とは大きく異なるので、転職方法も含めて疑問に感じる点が多い職業と言えます。

そこで今回は、中卒から漁師になるための方法をはじめ、求人の探し方、漁師に向いている人の特徴、中卒で漁師になるメリット・デメリットなどをご紹介しています。

漁師に興味がある中卒者にとって有益な情報ばかりなので、ぜひご一読ください。

中卒の仕事探しなら漁師がオススメ!

漁師は中卒から目指せる職業です。
漁師になるための条件として、学歴よりも「漁師としての適性」「本人の熱意」が重視される傾向にあります。実際に、中卒の漁師も多く存在しており、中には漁獲作業の指揮をとる漁労長として活躍している方もいます。

漁師は未経験でも目指せる職業で、働きながらスキルを身につけていくのが一般的です。
魚介類を「捕る」もしくは「育てる」のが漁師の主な仕事ですが、魚介類を捕獲するエリア・捕り方・魚介類の種類によって仕事内容が大きく異なります。

また、捕獲した魚を適切に処理をして市場に出荷したり、漁具の操作や船舶のメンテナンスを行ったりと、陸上での仕事もないわけではありません。
漁業の種類は大きくわけて4つあります。
 

  • 沿岸漁業
  • 沖合漁業
  • 遠洋漁業
  • 養殖業

原則日帰りできる沿岸漁業の従事者は、日本の漁師の8割以上を占めていると言われています。
日本国内を中心に沖に出て漁を行う沖合漁業は、大中型まき網漁業や近海カツオ一本釣り漁業などが該当します。世界中を航海する遠洋漁業は、約50日~1年間におよぶ船上生活を行うのが特徴です。

なお、今回の記事は、「沿岸漁業」「沖合漁業」「遠洋漁業」の3つを中心に解説していきますが、稚魚を出荷できる大きさまで飼育する養殖業も漁師の仕事の一つであることも覚えておいてください。

 

中卒で漁師を目指すならどんな求人がねらい目?

中卒者が漁師になるうえで狙い目の求人は以下の通りです。
 

  • 学歴不問の求人
  • 未経験OKの求人
  • 漁業求人検索情報システムに掲載されている求人

学歴を問わない漁師の求人は多数ありますが、中には「高卒以上」というように応募資格を定めている求人も存在します。

また、未経験OKであっても「漁業経験者優遇」と記載がある場合は経験者が優先的に採用されるため、必然的に未経験者の採用率は下がります。漁業経験のない中卒者は「学歴不問」かつ「未経験者歓迎」と記載のある求人の中から探すのがおすすめです。

漁師の求人を探す際は、各地の漁業関連の求人情報が掲載されている「漁業求人検索情報システム」を活用してみましょう。漁業求人検索情報システムは、都道府県、年齢、沿岸漁業種類・沖合・遠洋漁業種類、対象魚種、年収を絞って検索できるのが特徴です。

求人には募集内容・条件・待遇のほかに、「漁業区分・漁業種類・魚種」も記載されています。
そして、「経験不問」「寮完備」といったキーワードを自分で指定して求人を絞ることも可能なので、自分の希望に合った求人を効率的に探せます。

 

中卒で漁師に就職したあとのキャリアパス

中卒で漁師に就職したあとの主なキャリアパスは以下の通りです。
 

  • 漁船の乗組員としてスキルをつける
  • 小型船舶操縦士免許をはじめとした漁師の仕事に役立つ資格をとる
  • 漁労長や船長といった幹部職員になる
  • 独立開業する

漁師は、経験を積んでスキルを身につけることで、幹部職員への昇進や独立開業などのキャリアアップにつながります。
それぞれのキャリアパスについて詳しく解説していきます。
 

キャリアパス①漁船の乗組員のスキルを身につける

漁業会社や漁業協同組合に就職したあと、乗組員(従業員)として実務経験を積みながら漁師に必要な知識やスキルを習得する流れが一般的です。漁師の仕事にもよりますが、基本的な業務が一通りこなせるようになるまでには3〜4年ほどかかると言われています。

ここでは、大中型まき網漁業を営む会社を例に挙げて、漁師として入社後4年間の流れや習得できるスキルをご紹介します。

 

特徴

習得できる主なスキル

入社1〜2年目

網船で漁獲作業をするうえで必要な基本的な知識・業務を習得します。
また、船舶の乗組員として心得ておくべき知識も身につけます。

【船上での基本作業】
縄の結び方、補修方法、漁獲方法、網挙げ、捕獲した魚の取り込み、船舶のメンテナンスなど

【船上での安全訓練】
海上での緊急事態に備えるた応急処置のトレーニングなど

入社3〜4年目

スキルアップを目指して、主に夜の海を照らして魚群を誘い集める「灯船(ひぶね)」や、捕獲した魚を氷詰めして目的地まで輸送する「運搬船」の業務を行います。

【灯船業務】
集魚灯の使い方など

【運搬船業務】
積込み方法、水揚げ方法など

上記以外にも、漁船のデッキや床を清掃したり、仕事道具を整理整頓したりするのも新人漁師の仕事です。まずは、これらの業務を先輩漁師の指示がなくても自分の判断で動けるようになることが、漁師として活躍するための第一歩と言えます。
 

キャリアパス②小型船舶操縦士免許をはじめとした漁師の仕事に役立つ資格を取る

漁師としてキャリアアップを目指すなら、漁業に関する資格を取得してできる仕事の幅を広げることが必要不可欠です。
漁師の仕事の種類に応じて必要な資格が異なるので、自分が従事している仕事や今後築きたいキャリアなどを踏まえたうえで、取得する資格の優先順位をつけていきましょう。

たとえば、主に沿岸漁業で活かせる資格は以下の通りです。
 

参考
・小型船舶免許
・フォークリフト運転技能講習
・普通自動車免許
・中型自動車第二種免許
・海上特殊無線技士
・潜水士免許

被雇用者の場合、「小型船舶免許」「フォークリフト運転技能講習」「普通自動車免許」の3つの資格を取得できれば十分活躍できると言われています。

一方で将来独立や幹部職員へ昇進を考えている場合、小型船の無線機を使用できる「海上特殊無線技士」をはじめとした複数の資格をとっておかなければいけません。

ちなみに、遠洋・沖合漁業で働く場合、海底の調査・資源の採取などができる「潜水士免許」や船のエンジン、発電機、ボイラーを管理する役目を担う「機関士免許」の取得がおすすめです。
漁師としての経験を積みながら資格取得に励むことで、自分が理想とする将来像に近づきます。
 

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キャリアパス③漁労長や船長などの部職員になる

沖合・遠洋漁業のキャリアパスは、漁労長や船長といった幹部職員を狙うのが一般的です。沖合・遠洋漁業で多く使われる中・大型漁船には、4~15名ほどの乗組員が駐在しており、乗組員の中で序列が決められています。

漁船の乗組員のトップは漁労長で、漁船の操縦・漁獲などあらゆる業務を指揮する最高責任者です。No.2は船長で、船の運搬を指揮する監督責任者の役割を担います。漁船の規模によっては、漁労長と船長を兼任するパターンも珍しくありません。

中・大型漁船の漁労長や船長として働くためには、先述した漁師の仕事に役立つ資格の他に、国家資格の「海技士(航海)免許」を取得して漁船を動かせることが必須です。海技士(航海)には1~6級があり、級によって運搬できる船の大きさや航海可能な範囲が異なります。

漁労長や船長になる一般的な流れは、まず海技士(航海)試験3~4級に合格後、1~4年ほど航海士としての経験を積んで、1~2級の受験資格を取得します。そして、海技士(航海)試験1~2級に合格すれば、ようやく漁船の乗組員のリーダーになるためのスタートラインに立てるのです。

このように、海技士(航海)試験の合格や年単位の実務経験が求められることから、漁労長や船長になるまでに15年以上はかかると言われています。
かなり険しい道のりではあるものの、漁労長や船長といった幹部職員になれば、年収が上がるのはもちろん、自分の判断でできる業務が一気に増えるため、大きなやりがいを感じながら働ける点がメリットです。
 

キャリアパス④独立開業する

漁船の乗組員としてある程度の経験を積んだあと、独立開業する人も多いです。特に沖合漁業の漁師が独立する傾向にあります。

漁師として独立できれば、頑張り次第で大幅な収入アップが期待できます。
ただし、漁師として独立するためにはいくつかの条件をクリアし、漁業したい地域から同意を得ることが必要です。
 

ポイント
【漁師として独立する条件】
・漁協の組合員になる
・当該地域で漁業に従事した実績(約90〜120日以上)
・定住して漁業を営む意志

たとえ「地元に戻って漁師を続けたい」と考えていたとしても、その地域で漁業する許可・権利を得なければ、地元で開業できません。地域の漁協ごとに組合員の資格基準が異なるので、事前に希望地域の漁協に条件を問い合わせておくのがおすすめです。

また、個人で漁業するうえで船を操縦できるようにならなければいけません。独立する前に「一級小型船舶操縦士」「第二級海上特殊無線技士」の2つの資格は必ず取っておきましょう。そして、漁業権を取得すれば、自分で漁業を営む権利が付与されます。

船の購入費・設備費といった多額の独立資金も必要ですが、多くの自治体では、無利子もしくは低利子で漁業の経営資金を貸与する支援制度を設けているので、独立開業を視野に入れている人は事前にチェックしておいてください。

 

中卒で漁師への就職に向いている人・向いていない人

漁師は、船上で作業を行うことが多く、特殊な職場環境であるがゆえに性格的な向き・不向きがはっきりした職業です。

ここでは漁師に向いている人・向いていない人の特徴をご紹介するので、自分がどちらに当てはまるのかチェックしておきましょう。

向いている人 向いていない人
協調性がある人 早起きが苦手な人
体力に自信がある人 一人で仕事をしたい人
柔軟な考えを持っている人 船酔いする人

中卒で漁師への就職に向いている人の特徴3つ

漁師に向いている人の特徴は、以下の3つです。
 

  • 協調性がある人
  • 体力に自信がある人
  • 柔軟な考えを持っている人

漁業は、基本的に複数人のチームを組んで作業に取り組みます。
網の投入れ・巻き取り役、船の操縦役、魚の仕分け役など多くの作業を分担しながら仕事を進めていく必要があるため、協調性を重んじる人は漁師の仕事に向いている可能性があります。

協調性は、独立開業して一人で行う漁師にも求められる要素で、漁協組合員同士で有益な情報交換をしたり地元住民との信頼関係を築いたりする際に必要不可欠です。

また、漁師の仕事は重い漁業道具を積み下ろしたり、海中から網を引き上げたり、力仕事を行う場面が多いです。漁獲の時期によっては、真夏や真冬の船上で作業を行うケースも珍しくないため、体力に自信がある人は漁師の適性があると言えます。

さらに、漁師として長く活躍できている人は、不測の事態にも冷静に対処できる柔軟な考え方を持っています。柔軟な考え方ができる人は、最新機器の導入や漁獲方法の変更など、効率よく漁業をするための施策を行っている傾向があるのも特徴です。
 

中卒で漁師への就職に向いてない人の特徴3つ

漁師に向いていない人の特徴は、以下の3つです。
 

  • 早起きが苦手な人
  • 一人で仕事をしたい人
  • 船酔いする人

漁師は業種にもよるものの、深夜や早朝から働き始めるのが基本です。長期にわたり船上で過ごす沖合漁業や遠洋漁業に関しては、夕方に就寝して日付をまたぐ前に勤務が始まる場合もあります。早起きが苦手な人は、漁師の生活リズムに苦戦するかもしれません。

また、先述した通り、漁師の仕事は協調性が必要不可欠と言える職業です。漁船で他の乗組員と協力しながら漁を行わなければいけません。一人で仕事を完結させたい人は、チームワークが必須の漁業は難しいです。

そして、漁師は船上で過ごす時間が長く、波が高くなるにつれて漁船の揺れも大きくなったり、海面に太陽の光が反射して視界を刺激したりすることによって、船酔いする可能性があります。船上の滞在時間が短い沿岸漁業でさえ、出航から帰港まで12時間以上を費やします。
沖合漁業や遠洋漁業に至っては、数日〜一カ月、50日〜1年間ほど船上に滞在することも珍しくありません。

このように、過酷な職場環境なので、船酔いしやすい人は漁師の仕事にまったく向いていないと言えます。

 

中卒で漁師になるメリット・デメリット

労働環境が特殊な漁師は、勤務体系や給与形態など一般的な職業と異なる点が多いです。
ここでは中卒で漁師になるメリット・デメリットをご紹介します。よく理解したうえで、漁師を目指すべきか決断しましょう。

メリット デメリット
定年退職がなく生涯働けられる 危険を伴う
独立しやすい職業である 自然に左右されるため経済的な安定が難しい
会社員特有のストレスから解放される 一般職と勤務スケジュールが異なる

中卒で漁師になるメリットは3つ

中卒で漁師になるメリットは、以下の3つです。
 

  • 定年退職がなく生涯働けられる
  • 独立しやすい職業である
  • 会社員特有のストレスから解放される

漁師は定年退職という概念がなく、体が動くかぎり年齢を問わず自分の意志で長く働けます。「生涯働ける」という点は、漁師ならではのメリットと言えます。

また、漁師は独立を目指しやすい職業です。乗組員としてある程度の経験を積んだうえで独立できれば、職員時代以上に稼げる可能性があります。「将来的に個人・家族経営をしたい」という独立願望のある方にとっては、魅力的な職業です。

また、海に囲まれた自然豊かな環境で働く漁師は、取引先との接待や満員電車といった会社員特有のストレスに悩まされることがほとんどありません。

  • 住む場所も働く環境もガラッと変えたい

  • 豊かな自然に触れながら仕事をしたい

このような理由で脱サラして漁師になる人も増えています。
 

中卒で漁師になるデメリットは3つ

中卒で漁師になるデメリットは、以下の3つです。
 

  • 危険を伴う
  • 自然に左右されるため経済的な安定が難しい
  • 一般職と勤務スケジュールが異なる

漁師の仕事は、悪天候による事故や船舶の故障など急なトラブルが発生する可能性があり、危険と隣り合わせの職業と言えます。

また、天候悪化は漁船の乗組員の安全確保が難しくなるのはもちろん、不漁の原因になったり出航ができなくなったりして、収入面に悪影響が出るリスクもあります。特に独立している漁師の場合、漁獲量の低下によって赤字経営を余儀なくされることも想定しておかなければいけません。

他にも、漁師は不規則な勤務時間や長時間船上で過ごすのが当たり前の職業であり、一般職とは勤務スケジュールがかなり異なります。ワークライフバランスを大切にしたい人や家族・友人との時間を優先したい人にとって、漁師の働き方はデメリットの要素が大きいです。

 

漁師以外で転職を検討するならナイト系がおすすめ

漁師は、中卒も応募できる求人が豊富で、中卒者もなれる職業です。
ただし、不規則な勤務スケジュールかつ拘束時間の長さから、ライフワークバランスを保ちにくいデメリットがあります。また、複数の資格を取得したり年単位の実務経験を積んだり、キャリアアップのハードルが高めなのも特徴です。

「自分のプライベートを大切にしたい」「いち早くキャリアアップを目指せる業界に転職したい」という中卒者は、ぜひナイト系の仕事も検討してみてください。

ナイト系の仕事は、18歳以上(高校生不可)であれば応募可能な求人ばかりです。職種によっては、「週休2日制度」「土日休みOK」「大型連休可」の求人もあり、プライベートの時間を大切にしながら働きやすいメリットがあります。さらに、ナイト系の企業のほとんどは、スタッフの実力を重視する傾向があり、自分の成果が認められればスピード昇給・昇格も狙えます。

ナイト系には、店舗スタッフ、ドライバー、Web運営、デザイナーなどさまざまな職種があるので、自分に合う求人を探してみましょう。

 

中卒で漁師になるためのおさらい

中卒から漁師になる方法について、押さえておきたいポイントをご紹介します。
 

ポイント
【中卒者が狙うべき漁師の求人の特徴】
・学歴不問の求人
・未経験OKの求人
・漁業求人検索情報システムに掲載されている求人

【漁師に向いている人の特徴】
・協調性がある人
・体力に自信がある人
・柔軟な考えを持っている人

【中卒で漁師になるメリット】
・定年退職がなく生涯働けられる
・独立しやすい職業である
・会社員特有のストレスから解放される

漁師は、労働環境やキャリアパスなど他の職業とは異なる点が多い職業です。そのため、漁師を目指すかどうかは慎重に判断しなければいけません。

とは言え、漁師の適性さえあれば、学歴を問わず幹部職員への昇進や独立開業といったキャリアアップも可能です。メリット・デメリットを熟知したうえで漁師に向いている自信がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。

ネクスト編集部

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