中卒でパーソナルトレーナーになるには?転職成功のポイントと求められる能力

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中卒でパーソナルトレーナーになるには?転職成功のポイントと求められる能力

「中卒でパーソナルトレーナーになるにはどうすればいいの?」

「パーソナルトレーナーで活躍するために有利な資格はあるの?」

パーソナルトレーナーは、主にスポーツジムやフィットネスクラブで、マンツーマンでトレーニングや食事管理の指導を行います。

顧客の要望に沿ったトレーニング法や食事方法を提案するというやりがいのある職業なので、転職先の候補の一つとして考えている中卒者もいるのではないでしょうか。

今回の記事では、パーソナルトレーナーを目指す中卒者に向けて、転職を成功させる方法やポイントを解説します。

【この記事でお伝えする内容】

  • パーソナルトレーナーになるための基本条件
  • 中卒からパーソナルトレーナーになるまでの手順
  • 中卒でパーソナルトレーナーになったあとのキャリアパス
  • パーソナルトレーナーに向いている人・向いていない人の特徴
  • パーソナルトレーナーになるメリット・デメリット

パーソナルトレーナーを目指している中卒者は、ぜひ最後までご覧ください。

中卒でパーソナルトレーナーになることはできる

結論から言うと、中卒者もパーソナルトレーナーになることはできます。

パーソナルトレーナーになるための必須条件は特に設けられておらず、トレーナーとして必要な知識やスキルを習得できれば、学歴・資格の有無を問わず「パーソナルトレーナー」と名乗れます。

近年はフィットネスブームに伴い、パーソナルトレーナーの需要が高く、中卒者も比較的目指しやすい職業です。

その一方で、無資格のトレーナーからの指導を受けた顧客がトレーニング中にケガを負った事例も増えつつあります。パーソナルトレーナーとして長く活躍したいのであれば、資格を取得して自身の専門性の高さを証明するのが得策です。

【パーソナルトレーナーとスポーツトレーナーの違いとは】
パーソナルトレーナーとスポーツトレーナーは、指導する対象者が異なります。

パーソナルトレーナー…一般人を対象とした筋力アップ・ダイエット・体型維持をサポートするトレーナー
対してスポーツトレーナー…主にアスリートを対象に、コンディショニング・筋力アップ・パフォーマンスの向上・ケガの予防などをサポートするトレーナー

パーソナルトレーナーになる基本条件

先述した通り、パーソナルトレーナーと名乗るために必要な学歴や資格はありませんが、実際に働く際は民間資格を取得するのがおすすめです。

多くのスポーツジムやフィットネスクラブでは、資格保持者であることを採用条件を設けている傾向にあります。特に未経験でジムのトレーナーを目指す場合、実務経験がない分、先に資格を取得したほうが採用される確率は高まるでしょう。

また、パーソナルトレーナーの資格取得は、トレーニングや食事の指導をするうえで必要な専門知識を身に付けたい時に役立ちます。

中卒者が取れるパーソナルトレーナーの資格は、以下の通りです。

  • JHCA-FC(フィジカルコンディショナー)
  • CFSC-Level 1(認定ファンクショナル&ストレングスコーチ)
  • NESTA PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会パーソナルフィットネストレーナー)

資格の詳細や合格するための試験対策については、後ほどご紹介します。

パーソナルトレーナーの資格取得時の注意点

代表的なパーソナルトレーナーの資格として、以下が挙げられます。

  • NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)
  • JATI ATI(日本トレーニング指導者)

しかし、いずれも資格試験として、高卒または大卒の学歴要件が設けられており、中卒のまま取得することができません。

希望就職先や自分がなりたい方向性として必要になってくる場合は、注意が必要です。

パーソナルトレーナーの学歴内訳

ここでは、パーソナルトレーナーの学歴内訳をご紹介します。

学歴割合
高卒未満3.9%
高卒25.5%
専門学校卒31.4%
短大卒7.8%
高専卒5.9%
大卒47.1%
修士課程卒
※修士と同等の専門職学位を含む
3.9%
博士課程卒3.9%

参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「スポーツインストラクター」(参照 2025-03-11)

ご覧の通り、パーソナルトレーナーとして働く人の約半数が大卒者です。その理由は、スポーツ系の学部がある大学を卒業した人が、そのままパーソナルトレーナーとして就職するケースが多いからだと考えられます。

一方で、中卒者を含む高卒未満は、全体の3.9%です。決して高い数値ではないものの、0%ではないので、自分の努力次第でなれる職業と言えます。

中卒でパーソナルトレーナーになる方法

ここでは、中卒でパーソナルトレーナーになる方法を詳しく解説します。

中卒でパーソナルトレーナーになるためには、次のような資格を取得するのがおすすめです。

  • JHCA-FC(フィジカルコンディショナー)の資格を取得する
  • CFSC-Level1(認定ファンクション&ストレングスコーチ)の資格を取得する
  • 【番外編】NESTA PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会パーソナルフィットネストレーナー)の資格を取得する

中卒のまま未経験でパーソナルトレーナーを目指す場合、あらかじめ資格を取得しておくと、就職・転職で有利に働きやすいので、ぜひチェックしてみましょう。

JHCA-FC(フィジカルコンディショナー)の資格を取得する

「JHCA-FC(フィジカルコンディショナー)」は、「特定非営利活動法人 日本ホリスティックコンディショニング協会(通称JHCA)」が主催する資格の一つです。

【JHCAとは】
健康や美容、運動指導による予防医学をもとに、健康に関わる現場の運動指導者を養成することを目的に、2004年に設立した団体です。

JHCAの資格は、「SC(ストレッチコンディショナー)」「FC(フィジカルコンディショナー)」「HC(ホリスティックコンディショナー)」「HCAD(上級ホリスティックコンディショナー)」の4種類あります。

パーソナルトレーナーを目指すなら、まずはJHCA-FCの取得を目指しましょう。

JHCA-FCは、「ストレッチ」「トレーニング」「バランスコンディショニング」といった運動指導を行う際の基礎知識の習得を証明できる資格です。JHCA-FCを取得することで、指導する相手に適したトレーニングプログラムを作成しやすくなるメリットがあります。

受験条件①JHCA会員である
②下記などの基本エクササイズ理論実技の修得ならびに指導経験がある
・神経ー筋アプローチであるベーシックレジスタンストレーニング
・ストレッチ
・エアロビックエクササイズ
・スピードエクササイズ
・プライオメトリクス
・バランスボール
試験日程3月・6月・9月・12月(年4回実施)
試験内容・筆記試験60分・実技試験(鍛錬度チェック)
・実技試験(指導ロールプレイング)
費用16,500円(税込)

なお、JHCA-FCを取得後、さらなるステップアップを目指す場合、「JFCA-HC」「JFCA-HCAD」という順で取得するのが一般的です。

CFSC-Level1(認定ファンクション&ストレングスコーチ)の資格を取得する

「CFSC-Level1(認定ファンクション&ストレングスコーチ)」は、ファンクショナルトレーニングの第一人者であるマイク・ボイル氏が設立したファンクショナル・ストレングス・トレーニングの認定コースの一つです。

【CFSCとは】
「Certified Functional Strength Coach」の略称です。マイク・ボイル氏が経営するジム「MBSC」の哲学を体系化したカリキュラムで、認定コーチは世界30カ国で15,000名以上となります。

CFSC-Level1の認定試験には、事前のオンライン学習やセミナーの受講も含まれます。実技指導のノウハウやパーソナルトレーナーとしての実践的なスキルを学べるので、まったくの未経験からパーソナルトレーナーを目指している人にもおすすめです。

また、採用条件にCFSC-Level1を設けるジムも少なくないことから、就職・転職先の選択肢が広がる点もメリットです。

受験条件・16歳以上
※20歳未満は親の同意が必要
試験日程随時
※公式サイト「CFSC」で公開
試験内容・筆記試験
・実技試験
※事前学習・実技セミナー受講後に実施
費用66,000円(税込)
※オンライン教材・実技セミナー料金込み

CFSC-Level1の認定試験は、不定期ではあるものの、頻繁に開催されている傾向にあります。実技セミナーでは、アメリカMBSCのコーチから直接指導を受けられる場合もあるので、現場で活かせるコーチングスキルを学べるチャンスがあるのも魅力です。

【番外編】NESTA PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会パーソナルフィットネストレーナー)の資格を取得する

NESTA PFTは、「NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)」が認定する資格です。

【NESTAとは】
フィットネス・ウエルネス文化をリードするプロフェッショナルを育成する目的で、1992年にアメリカ・カルフォルニアで設立された団体です。これからフィットネスビジネスを始めたい人に向けたサポートも充実しています。

NESTA PFTの資格取得を通じて、トレーニングの指導で必要な知識やスキルを学べるのはもちろん、接客マナーやマーケティングといったパーソナルトレーナーとして活躍するためのノウハウも同時に習得できます。

そのため、自分の頑張り次第では、企業から即戦力候補とみなされるほどの知識やスキルを身に付けられる可能性もあるのです。

受験条件・NEFT JAPANまたは医学映像教育センターからPFTテキストを購入済みである
・CPR・AEDの技能を取得・保持している
・日本国籍または、日本での就労可能な在留資格を持っている
・満18歳以上
・NESTA認定の教育カリキュラムを修了済
※中卒・未経験の場合、下記が該当
 「ヒューマンアカデミー スポーツカレッジ・6日間徹底ゼミコース」
試験日程随時公式サイトNESTAで公開
試験内容・筆記試験(マークシート方式)
費用【6日間徹底ゼミコースを受講する場合】
238,150円(税込)
※ゼミ受講料・教材費・試験受験料など含む

中卒のままNESTA PFTの資格を取りたい場合、まずNESTA認定の教育カリキュラムを受講する必要があります。2025年3月時点で未経験の中卒者が受講可能なカリキュラムは、「ヒューマンアカデミー スポーツカレッジ」が開設している「6日間徹底ゼミコース」です。

6日間徹底ゼミコースは、計48時間の講義を6日間かけて受けるカリキュラムで、「ビジネス」「基礎理論編」「実践理論編」の3項目に分けて、試験合格を目指して集中的に学習できます。カリキュラムを修了後、そのままNESTA PFT認定試験を受験します。

中卒でパーソナルトレーナーになるための資格試験の対策方法

中卒でパーソナルトレーナーになるためには、パーソナルトレーナーへの就職活動で有利な資格を取得しておくのが大切です。

ここでは、先ほど紹介した以下の資格の対策方法を説明していきます。

  • JHCA-FC(フィジカルコンディショナー)
  • CFSC-Level1(認定ファンクション&スポーツトレーナー協会)
  • NESTA PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会パーソナルフィットネストレーナー)

各資格によって試験内容が異なるので、どの試験を受験しようか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

JHCA-FC(フィジカルコンディショナー)の資格試験の対策方法

JHCA-FC(フィジカルコンディショナー)の試験内容は、以下の通りです。

  • 筆記試験
  • 実技試験(鍛錬度チェック)
  • 実技試験(指導ロールプレイング) 


JHCAでは、筆記試験の対策として以下の書籍を活用することを推奨しています。

  • ストレングストレーニング&コンディショニング(NSCAジャパン監修/Book House HD)
  • ストレングス&コンディショニングⅠ・Ⅱ(NSCAジャパン編/大修館書店)
  • 機能解剖学分野の関連図書
  • パーソナルトレーナーズバイブル(スキージャーナル社)


JHCA公式から筆記試験の過去問題が公表されているわけではないので、上記の参考書の内容を網羅しておくのが大切です。

実技試験では、「鍛錬度チェック」「指導ロールプレイング」に分けて、トレーニングスキルや指導力があるかどうかで合否を判断します。

中卒・未経験の場合は、JHCAが主催するパーソナルトレーナー資格取得講座を受講しましょう。

【パーソナルトレーナー資格取得講座するメリット】

JHCA-FCの受験条件の一つである「基本エクササイズ理論実技の修得」がクリアできたり、実技試験「鍛錬度チェック」を免除されます。


パーソナルトレーナー資格取得講座を受講して認定試験を受けるまでの流れは、以下の通りです。

  1. 授業見学・体験・説明(資料請求・授業見学・オンライン説明会より選択可能)
  2. 受講申し込み(リアル講習・個別の中から受講形式を選択可能)
  3. 教材・動画で事前学習
  4. カリキュラム受講(8日間)
  5. JHCA-FC認定試験を受験・合格

【2でどちらか迷う場合は?】
「個別」だと講習会の日に参加できない場合や未経験で周囲の受講者のペースについていけるか不安な人にも受講しやすくおすすめです。対面とオンラインの2種類から選択可能です。
一方、リアル講習は全国5箇所のJHCA主催のスクールで開催される講習会に参加することとなります。


8日間のカリキュラムでは、実践形式で具体的な運動指導法を学べるので、指導ロールプレイングの実技試験対策に最適です。

CFSC-Level1(認定ファンクション&ストレングスコーチ)の資格試験の対策方法

CFSC-Level1(認定ファンクション&ストレングスコーチ)の試験内容は、以下の通りです。

  • 筆記試験
  • 実技試験

 

筆記試験

受験者のみがWebで閲覧可能なテキスト教材とビデオ教材を使って勉強したうえで、オンライン上で受けます。

  • 全50問の4択式
  • 35問(70%)以上正解すれば合格

【ポイント】

テキスト教材とビデオ教材の内容から出題されるため、事前に教材の内容を正しく理解できるかどうかが筆記試験を突破するコツと言えます。

 

実技試験

当日セミナーを受講したのち、最後に10分程度で実施される流れとなります。

  1. ビデオ教材の実技項目のうち、5項目がランダムで出題
  2. 15点満点中11点以上で合格

【ポイント】

各項目で以下の3つのポイントを試験官が評価することとなります。

  • デモを正しく披露できているか
  • 正しい声かけや注意ポイントの理解ができているか
  • 強度難度の漸進・後退について十分理解しているか

 


セミナーでは、筆記試験で事前に学習したプログラミングやトレーニング指導をベースにコーチングや声かけなどについて直接学び、動作の訓練も行います。

実技試験に合格するためには、セミナーを受講する前にビデオ教材の内容を十分理解し、自分で練習することが重要です。

【番外編】NESTA PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会パーソナルフィットネストレーナー)資格試験の対策方法

NESTA PFTの試験内容は、以下のようになります。

筆記試験のみ

生理学や解剖学、栄養学、ビジネスなど12項目から出題されます。

  • 全125問のマークシート方式
  • 全125問中100問以上正解すれば合格

【ポイント】

BMIの計算をはじめ計算問題もありますが、試験日当日は計算機の使用が許可されているので、事前に計算式を理解しておくことが重要です。

また、NESTAでは公式サイトにてフルカラーのテキストや問題集の購入が必須です。

  • テキスト…ビジネス理論・顧客心理・事業計画のヒントなどトレーナービジネスに必要な知識がまとめられている
  • 問題集…NESTA PFTの試験と同じ形式のため、現時点での自分の実力試しとしても活用できる


なお、中卒の場合、NESTA認定の教育カリキュラムを修了しなければ、NESTA PFTの試験を受けられません。教育カリキュラムを受講すれば、テキストや問題集を入手できますし、試験の出題内容について徹底的に学習できます。

2025年3月時点で中卒のまま受講できるのは、「ヒューマンアカデミー スポーツカレッジ」が開設している「6日間徹底ゼミコース」です。このカリキュラムを受講したうえで自主学習も欠かさず行えば、未経験でも合格を目指せます。

中卒でパーソナルトレーナーになったあとのキャリアパス

中卒でパーソナルトレーナーになったあと、主に次のようなキャリアパスがあります。

  • スポーツジムやフィットネスクラブで働く
  • プロチームや実業団のトレーナーとして働く
  • フリーランスになる
  • 自分のジムを開業する

パーソナルトレーナーには、さまざまなキャリアパスが存在します。企業や実業団などに所属するパターンもあれば、ジムを立ち上げて経営者になるパターンもあります。

パーソナルトレーナーとして長く活躍したい人は、今からご紹介するキャリアパスを念頭に置いたうえで将来設計を立てていきましょう。

キャリアパス①スポーツジムやフィットネスクラブで働く

パーソナルトレーナーの代表的なキャリアパスとして、スポーツジムやフィットネスクラブで働くことが挙げられます。

【スポーツジムとフィットネスクラブの違い】
スポーツジムとフィットネスクラブで施設の設備が異なります。

スポーツジム…主に筋肉のトレーニングやランニングのマシンが充実
フィットネスクラブ…スポーツジムにくわえて、プールやスタジオも完備されている

どちらの施設も、指導経験がないパーソナルトレーナーも受け入れる体制を整えている場合が多いです。

スポーツジムやフィットネスジムに所属したパーソナルトレーナーのほとんどは、基本給とは別にインセンティブが支給される傾向にあります。

インセンティブは、担当した顧客数や指名数、物販の売上などが対象で、施設によって歩合率は異なります。1日10本以上のセッションをこなす売れっ子トレーナーになれれば、月に数十万円以上のインセンティブがもらえるケースも少なくありません。

【セッションとは】
顧客とトレーナーがマンツーマンでトレーニングを行うことを指します。

ちなみに、スポーツジムやフィットネスクラブを運営する企業から直接雇用される場合、本社に配属されて営業職や人事に携わるケースもあります。

キャリアパス②プロチームや実業団のトレーナーとして働く

十分な実績と実力があるパーソナルトレーナーは、プロチームや実業団のトレーナーとして働ける可能性があります。

トップアスリートと密に関わることで、高度な知識を習得できたりトレーナーとしての実績を積めたりできるメリットがあります。

ただし、プロチームや実業団のトレーナーは人気職種かつ採用人数も限られているため、数多くのライバルを差し置いて契約を勝ち取るのは至難の業です。

また、プロチームや実業団のトレーナーの契約は1年単位が基本で、チーム成績が悪かったりアスリートから良い評価を得られなかったりすれば、解雇されるリスクもあります。

運よく契約できたとしても、パーソナルトレーナーとして結果を出し続けなければいけない点にも注意が必要です。

キャリアパス③フリーランスになる

スポーツジムやフィットネスクラブのパーソナルトレーナーとして経験を積んだあと、フリーランスになる選択肢もあります。

顧客から得た報酬はほぼ自分の収入になるので、施設に所属していた時と変わらないセッション数を維持できれば、収入アップが期待できます。

また、施設に所属していた時よりビジネスマーケティングの制限がほとんどなくなるので、SNSや動画配信を活用して自分の知名度を高められる点もメリットです。

フリーランスのパーソナルトレーナーは、主に以下の方法で仕事を獲得します。

  • ジムと業務委託契約を結ぶ
  • トレーナー専門の派遣会社に登録する
  • 個人と契約する

フリーランスとして独立した人のほとんどは、「ジムと業務委託契約を結ぶ」方法で活動するのが一般的です。既存のフィットネスクラブのトレーニングルームを借りてパーソナル指導を行います。

利益の約20~30%を施設に支払う必要があるものの、なるべく少ないコストでトレーニングの指導ができるのが魅力です。

なお、フリーランスのパーソナルトレーナーとしてたくさんの顧客を獲得し、業界内で人脈を築けたあと、ジムの開業を視野に入れる人も少なくありません。

フリーランスのパーソナルトレーナーとしてある程度の成功を収めれば、オンラインサロンを立ち上げたり、自分のジムを立ち上げて規模を大きくしたり、さらなる高みを目指すことも可能です。

キャリアパス④自分のジムを開業する

独立して自分のジムを開業するのも、パーソナルトレーナーのキャリアパスの一つです。

自分のジムを開業すれば自由に経営ができるので、競合と差別化できるコンセプトやサービスを提供できれば、独立前より大幅な収入アップが見込めるのがメリットです。

ただし、パーソナルトレーニングジムを開業する際は、ジムスペースの賃貸料・設備投資など多くのコストがかかります。収入の見通しを立てておかないと、後々経営に行き詰まる可能性が高いです。

そのため、最初は小規模のジムから徐々に規模を拡大していく経営方針を取って、資金繰りがショートするリスクを避ける人もいます。

ジムの開業は、少なからず金銭面のリスクを背負うことになるので、どのように立ち上げて経営を行っていくのかしっかり考えておくのが大切です。

中卒でパーソナルトレーナーに向いている人・向いていない人

中卒でパーソナルトレーナーに向いている人と向いていない人には、次のような特徴があります。

パーソナルトレーナーに向いている人パーソナルトレーナーに向いていない人
体が丈夫な人サポートすることにやりがいを感じない人
聞き上手な人教えることが苦手な人
他人の悩みに対して共感できる人指導以外の業務をやりたくない人

パーソナルトレーナーは、常に顧客との信頼関係を構築しながら要望に応えていく必要がある職業です。

向き・不向きがはっきりしているので、自分の性格に合った職業なのかどうかの判断材料にお役立てください。

中卒でパーソナルトレーナーに向いている人

まずは、パーソナルトレーナーに向いている人の特徴を紹介します。

  • 体が丈夫な人
  • 聞き上手な人
  • 他人の悩みに関して共感できる人

パーソナルトレーナーは、1日に何人もの顧客を指導します。マシンの使い方や体の動かし方などを教える際は、トレーナーが手本を示すことも多いので、体が丈夫な人でなければ、腰やひざ、ひじなど体の部位を痛めてしまう可能性があります。

また、パーソナルトレーナーは、顧客に正しいトレーニングの方法を指導すれば成り立つ職業ではありません。

顧客の悩みや目標をヒアリングし、何を求めているのかを理解したうえで、目標達成をサポートすることが求められます。そのため、聞き上手な人はパーソナルトレーナーに向いていると言えます。

さらに、パーソナルトレーナーは、顧客の要望に対して強く共感できる人にも適した職業です。

顧客が抱える悩みをきちんと受け止められるかどうかは、信頼関係を築くために欠かせないポイントです。たとえ小さな悩みだったとしても、全力で寄り添い、最適なプランを提案できれば、パーソナルトレーナーとしての評価が高まるでしょう。

中卒でパーソナルトレーナーに向いていない人

パーソナルトレーナーに向いていない人は、以下の通りです。

  • サポートすることにやりがいを感じない人
  • 教えることが苦手な人
  • 指導以外の業務をやりたくない人

パーソナルトレーナーは、顧客の悩みや問題に耳を傾けながらサポートしなければいけません。

サポートすること自体に喜びを感じられず疲れてしまう人や、人とのコミュニケーションを苦手とする人は、パーソナルトレーナーに向いていないでしょう。

また、思うように人に教えられないと感じている人も、パーソナルトレーナーには不向きです。

「共感力が低い」「高圧的な態度を取ってしまう」「頭の中で話が整理できていない」「自分の考えを言語化するのが苦手」といった特徴を持っている人は、教え下手な可能性が高く、顧客に適切な指導ができない恐れもあります。

さらに、パーソナルトレーナーは、トレーニングや食事指導だけが仕事ではありません。施設に所属するトレーナーの場合、受付業務やチラシ配りなどの雑務を行う場合もあります。

他にも、パソコンを使って事務作業を担当するケースも珍しくないので、指導以外の業務をやりたくない人にとっては難しい職業と言えます。

中卒でパーソナルトレーナーになるメリット・デメリット

ここでは、中卒でパーソナルトレーナーになるメリットとデメリットについて説明します。

中卒でパーソナルトレーナーになるメリット中卒でパーソナルトレーナーになるデメリット
顧客と一緒に成長を喜び合えるスキルアップが求められる
趣味を仕事にできる顧客優先でスケジュールを立てる必要がある
個人事業主として独立するハードルが低い苦手な顧客に対しても指導する必要がある

パーソナルトレーナーは、顧客の人生を良い方向に変えられる可能性が高く、大きなやりがいを得やすい職業です。たくさんのメリットがある一方で、トレーナーならではの悩ましいデメリットも存在します。

メリット・デメリットをそれぞれ詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

中卒でパーソナルトレーナーになるメリットは3つ

中卒でパーソナルトレーナーになるメリットは3つあります。

  • 顧客と一緒に成長を喜び合える
  • 趣味を仕事にできる
  • 個人事業主として独立するハードルが低い

パーソナルトレーナーは、仕事を通じて顧客と一緒に成長を喜び合えるのが魅力です。

顧客の悩みを直接聞いたうえで自分で考えた解決策を提案していくので、無事に目標を達成した時は大きな喜びを得られます。

また、パーソナルトレーナーを目指す人のほとんどは、スポーツや運動、筋トレが好きです。そのため、自分の趣味を仕事にできる点もメリットと言えます。

さらに、パーソナルトレーナーは、自分のジムを開業しないかぎり、最低限のコストで個人事業主になりやすい職業です。個人で活動していく場合、仕事に関する固定費はトレーニングルームのレンタル料くらいで、費用がほとんどかかりません。

くわえて、最低限のコストで続けられる分、仮に上手く集客できず収入が不安定だったとしても、そこまで大きな負債を背負うケースが少ないところもポイントです。

中卒でパーソナルトレーナーになるデメリットは3つ

中卒でパーソナルトレーナーになるデメリットには、以下の3点があります。

  • スキルアップが求められる
  • 顧客優先でスケジュールを立てる必要がある
  • 苦手な顧客に対しても指導する必要がある

パーソナルトレーナーは、常にスキルアップが求められる職業です。フィットネス業界のトレンドに乗り遅れないために、新しい情報にアップデートしていく必要があります。

顧客の要望によっては、今まで勉強してこなかった分野について調べるケースも珍しくないことから、常に学び続けなければいけない環境につらさを感じてしまう人もいます。

また、パーソナルトレーナーは、集客が安定するまではどうしても顧客優先のスケジュールになりがちです。そのため、仕事とプライベートの両立がしにくいデメリットもあります。

さらに、顧客全員が自分と相性が合うとはかぎりません。たとえ苦手な人だったとしても、嫌な態度を出さないように指導する必要があります。

「嫌な客」に当たってしまった時、仕事として割り切れる精神力がなければ、パーソナルトレーナーの仕事を続けていくのは難しいかもしれません。

パーソナルトレーナー以外で転職を検討するならナイト系がおすすめ

パーソナルトレーナーは学歴に関係なくなれる職業です。しかし、長く活躍できるパーソナルトレーナーになるためには、資格を取得する必要があります。

  • 資格要らずで未経験からでも働きやすい職場を探している

  • 短期間で収入を増やしたい

このように考えている中卒者は、ナイト系の仕事も検討してみてください。

ナイト系は、18歳以上(高校生不可)であれば応募可能で、基本的に学歴や資格を問いません。

また、業界全体が実力主義を重んじているため、成果さえ出せれば社歴関係なく大幅な収入アップが狙えるのも魅力です。たとえば、業界未経験で店舗スタッフとして入社して、持ち前の体力と高いコミュニケーション力を発揮した結果、わずか1年で店長に昇進したケースもあります。

さらに、独立支援制度を用意している企業も多いことから、独立意欲が強い人にもおすすめです。

ナイト系の職種は、店舗スタッフ以外にも、送迎ドライバーやWeb運営スタッフなどさまざまなので、興味がある人は求人をチェックしてみてください。

中卒でパーソナルトレーナーになるためのおさらい

パーソナルトレーナーは、学歴を問わず目指せる職業です。

しかし、無資格のトレーナーによる事故やトラブルが問題視されている昨今では、民間資格を取得したあとに目指す流れが一般的になりつつあります。

  • JHCA-FC(フィジカルコンディショナー)
  • CFSC-Level 1(認定ファンクショナル&ストレングスコーチ)
  • NESTA PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会パーソナルフィットネストレーナー)

この記事で紹介した上記3つの資格は、中卒のまま受験可能です。どの資格も事前に講習会やセミナーなどを受ける必要があるので、パーソナルトレーナーに関する知識やスキルを身に付けたい人であれば、チャレンジして損はないでしょう。

パーソナルトレーナーを目指している人は、ぜひ本記事を参考にしながら準備を進めてください。

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