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履歴書に大学中退いたら、やっぱり就職で不利かな…
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大学中退の事実を書かないと、いずれバレるものなの?
大学を中退した人が就職活動を始める際、上記のような不安を抱いてしまいますよね。
結論から言うと、大学中退の事実をきちんと書き、その理由を前向きに説明できれば、選考で大きなマイナスになるケースはほとんどありません。
むしろ、隠さず正直に向き合う姿勢を評価されることもあります。
本記事では、大学中退を履歴書に記載する際の基本ルールや、理由別の記入例などを詳しく紹介します。
【結論】大学中退の事実は隠さず履歴書に書こう

大学中退の事実は履歴書に正しく記載しましょう。
隠したまま就活を進めて、あとからバレてしまうと学歴詐称と受け取られるリスクがあります。
だからこそ最初から書いたうえで「なぜ中退したのか」「そのあと自分がどう動いてきたのか」を説明できるように準備しておく方が建設的です。また、伝え方次第では、かえって好印象を持ってもらえることもあります。
ここからは、「中退」と「退学」の正しい使い分けを整理しつつ、大学中退の場合の最終学歴がどう扱われるのかについて解説します。
履歴書には「退学」ではなく「中途退学」と記載する
履歴書では、「入学年月」「学校名」を書いたあとに、「中途退学」と記載するのが基本です。略語である「中退」よりも、丁寧な印象を与えられます。
ちなみに、「中退(中途退学)」と「退学」は以下の違いがあります。
- 中退(中途退学):本人の意思で学校を辞めた場合
- 退学:学校側から除籍などの処分を受けた場合
なお、過去に除籍処分を受けた場合でも、履歴書に「中途退学」と書いたからといって、必ずしも学歴詐称になるわけではありません。
万が一、内定先の会社から大学中退の証明書を提出するように求められたときは、除籍処分を受けた経緯を正直に話しましょう。
大学中退の最終学歴はどうなる?
大学を中途退学した場合、最終学歴は「高校卒業(高卒)」です。
在籍期間や取得単位に関係なく、卒業していなければ大学は最終学歴として扱われません。
この点については、「政府統計の総合窓口」でも、最終学歴を次のように定義しています。
- ポイント
- 最終の学歴。中途退学した者については、その前の学歴である。
また、在職中に上位の学歴を取得した場合には、その学歴が最終学歴となる。
引用:e-Stat 政府統計の総合窓口「調査項目情報」(参照 2025-12-10)
これを踏まえ「最終学歴が高卒だと、選考で不利になるのでは?」と不安になる人も多いと思います。
ただ、実際の採用現場では、「最終学歴が高卒であること」だけを見て判断する企業は、そこまで多くありません。多くの企業は、「大学に入学し、実際に在籍していた事実」にもきちんと目を向けています。
たとえ中退したとはいえ、その大学に合格したことは、企業にとって評価ポイントとなります。
それよりも、学歴欄に空白期間がある履歴書を出してしまう方が、「この期間は何をしていたんだろう?」と、不信感を持たれやすいです。
大学中退を履歴書に書かないとどうなる?書かないリスクを徹底解説

大学中退を履歴書に書くべきかどうか、悩んでしまうのも無理もありません。
ただ、記載しないまま応募すると、あとから思わぬリスクが出てくる可能性があります。
ここでは、次の2点に絞って、大学中退を書かないデメリットを解説します。。
- 大学中退の事実がバレるタイミング
- バレたときに起こりうるリスク
履歴書に正しい経歴を書かないことでどんなデメリットが生じるか、知っておけば書くか書かないか、迷いも解消されるでしょう。
証明書の提示や履歴書の空白期間でバレる
履歴書で中退歴を隠したまま応募しても、ほとんどの場合、どこかでバレます。
大学中退がバレやすい場面
- 卒業証明書や在学証明書などの提出を求められたとき
- 履歴書の学歴欄に空白期間があることを指摘されたとき
企業によっては、内定者に対して卒業証明書や在学証明書の提出を義務付けています。大学中退者はそれらの証明書を提示できないので、この時点で嘘がバレます。
また、高卒のみを記載して大学に通っていた期間を書かないと、数年分の空白の期間が生まれます。採用担当者は、この「何をしていたかわからない期間」をかなり気にします。
そのため書類選考の段階で落とされることもあれば、書類選考が通ったとしても面接時に空白期間について指摘を受ける可能性が高いです。
履歴書の学歴欄で誤解を招く書き方をすると、法的なトラブルに発展する場合もあります。これらのトラブルや不利な状況、余計な疑いを持たれないためにも、、大学中退の事実を履歴書にしっかり記載しましょう。
学歴詐称となり、内定取り消しや懲戒解雇の可能性がある
履歴書で事実と異なる記載をする行為は、学歴詐称にあたります。
もし内定後に経歴詐称がバレてしまったときは、内定が取り消される恐れがあります。また、入社後に発覚した場合でも、減給や懲戒解雇といった重い処分を下す企業も珍しくありません。
なお、法律では、私文書偽造に対して以下の罰則が設けられています。
出典: e-eov法令検索「私文書偽造等」(参照 2025-12-11)(私文書偽造等)
第百五十九条 行使の目的で、次の各号に掲げるいずれかの行為をした者は、三月以上五年以下の拘禁刑に処する。
一 他人の印章等を使用して権利、義務若しくは事実証明に関する文書等を偽造し、又は偽造した他人の印章等を使用して権利、義務若しくは事実証明に関する文書等を偽造する行為
二 他人の電磁的記録印章等を使用して権利、義務若しくは事実証明に関する電磁的記録文書等を偽造し、又は偽造した他人の電磁的記録印章等を使用して権利、義務若しくは事実証明に関する電磁的記録文書等を偽造する行為
2 他人が押印し若しくは署名した権利、義務若しくは事実証明に関する文書等又は他人が電磁的記録印章等を使用して作成した権利、義務若しくは事実証明に関する電磁的記録文書等を変造した者も、前項と同様とする。
3 前二項に規定するもののほか、権利、義務又は事実証明に関する文書等又は電磁的記録文書等を偽造し、又は変造した者は、一年以下の拘禁刑又は十万円以下の罰金に処する。
大学中退の事実を隠したい気持ちはわかります。とはいえ、学歴詐称に手を出すのは今後の人生において悪影響を及ぼしかねない行為といえます。
そのため、履歴書には大学中退の事実を隠さず明記しましょう。
面接での受け答えに矛盾が生まれ、信頼を失う
大学中退を履歴書に記載せずに「なかったこと」にすると、採用面接での受け答えで矛盾が生じやすくなります。
採用担当者は、話の内容だけでなく、表情や話し方の違和感もしっかり見ています。
少しでも話が食い違うと、「何か隠しているのでは?」と感じ取られてしまいます。
一度不信感を持たれると、そこから評価を取り戻すのは簡単ではありません。
実力や意欲があっても、信用面でマイナスになるのは非常にもったいないです。
だからこそ、履歴書には事実を記載したうえで、採用面接では大学を中退した前向きな理由を用意しておくことが大切です。
【見本あり】大学中退者の正しい履歴書の書き方と基本ルール3つ

大学中退を履歴書に書くときに、どのように書けばいいのか迷う方もいるでしょう。とはいえ、一般的な履歴書の書き方とほとんど変わらないので、そこまで心配する必要はありません。
ここでは、正しい履歴書の書き方や、大学中退の正しい記載例を紹介します。
正式な表記と履歴書の基本ルールをおさえる
先述した通り、履歴書に大学中退を記載する際の正式表記は「中途退学」です。
上記を踏まえて、履歴書の基本ルールをおさえておきましょう。
- 高校卒業から書く
- 学校名や学部・学科名は省略せず、正式名称で書く
- 大学入学、中途退学した年月を正確に書く
履歴書の学歴欄は、高校卒業から記載するのが基本です。中学校は義務教育のため、省略しても問題ありません。
また、履歴書で略称を記載するのはNGです。学校名や学部・学科名など、すべて正式名称で記入しなければいけません。
履歴書の正しい表記と基本ルールを知っておくことが、書類選考を突破する第一歩といえます。
年月日は正確に!和暦か西暦かは統一する
履歴書の入学や卒業、中退した年月は、西暦か和暦のどちらかで統一して記載しましょう。
和暦を使う場合は、「S」「H」「R」といった省略表記ではなく、「昭和」「平成」「令和」と正式な元号を書くのが基本です。
同じ元号が続く場合でも、省略せず毎回きちんと記載しましょう。
学歴の年月は、企業があなたの経歴を把握するうえで重要なポイントです。
表記を統一するだけで、履歴書全体がすっきりして読みやすくなり、「きちんとしている人」という印象にもつながります。
大学入学・中退の事実は学歴欄に記載する
大学の入学・中退については、履歴書の学歴欄に正しい年月を記載するのが基本です。
もし中退した年月を正確に覚えていない場合は、大学に問い合わせて在学証明書を取得すると確認できます。
あいまいなまま情報を記載すると、後で確認された際にトラブルの原因となります。
学歴欄の記載例は以下の通りです。
| 年月 | 学歴 |
|---|---|
| 20XX年3月 | 〇〇高等学校 卒業 |
| 20XX年4月 | 〇〇大学 △△学部 入学 |
| 20XX年9月 | 〇〇大学 △△学部 中途退学(家庭の経済的事情により退学) |
中退理由がはっきりしている場合は、「中途退学」のあとに一言で簡潔に補足するのが一般的です。
長々と書く必要はなく、詳しい説明は面接で伝えれば問題ありません。
【例文あり】履歴書で中退理由をポジティブに伝える方法

大学中退した理由がたとえネガティブな内容だったとしても、伝え方次第で印象は大きく変わります。
ここでは、大学中退のよくある理由別で面接官に好印象を与えられる伝え方を解説します。例文も併せて紹介するので、書き方に悩んでいる方は必見です。
ネガティブな理由を「仕事への意欲」に変換するコツと例文
面接では、大学を中退した理由を必ず聞かれます。ネガティブな理由で中退した場合でも、そのまま伝えるのではなく、別の角度から前向きに言い換えた表現を用意しておくことが大切です。
- 学業不振で中退した場合の例文
- 学業についていけなかった反省を踏まえ、自分のペースで専門知識の習得やスキルアップを目指したいと考えたため
面接で理由を聞かれたときは、以下のように答えるといいでしょう。
- 参考
- 情報系の大学で学んでいましたが、授業についていけず単位不足により進級が困難となったため中途退学を選択しました。
この経験を通じて、受け身の学習姿勢では成果を出せないことを学び、理解を深めるための工夫や主体的に質問を行うことなど学び方そのものを改善する重要性を痛感しました。退学後は、改めてIT分野への適性と向き合い、プログラミングスクールにて基礎から体系的に学び直し、基本情報技術者試験を取得しております。
これまでの反省と学びを活かし、ITエンジニアとして貴社で貢献していきたいと考えております。
正直な理由と反省点を伝えたうえで、反省点を克服するためにどんな努力をしたのか説明することが、ポジティブに言い換えるコツです。
「前向きな目的」による中退理由の伝え方と例文
前向きな目的で大学を中退した場合、むしろ履歴書に書いたほうがいいパターンが多いです。
- 他にやりたいことができて中退する場合の記載例文
- 大学での学びを通して自分が志したい分野が明確になり、新たな道に挑戦したいと考えたため
面接で質問された際は、以下のように答えるのがおすすめです。
- 参考
- 大学在学中、専門分野以外に語学分野への強い関心を持つようになり、自身の進路を見直した結果、中途退学いたしました。
退学後は語学留学を経験し、実践的な語学力を習得するとともに、通訳という明確な目標を持つようになりました。
留学を通して身につけた語学力と異文化への理解を活かし、円滑で丁寧なコミュニケーションを通じて、御社の業務に貢献していきたいと考えております。
大学中退は、あくまで目標達成のためにやむを得ない手段だった点を示し、中退を経て得られたことや熱意を簡潔に伝えるのがポイントです。
「経済的・病気」などやむを得ない理由の伝え方と例文
経済的事情や病気、けがなど、やむを得ない事情で中退した場合も、まずはその事実を正直に伝えることが大切です。
例えば「病気」が理由の場合は、以下のように記載しましょう。
- 病気が理由で中退した場合の記載例文
- 病気による長期入院のため。現在は完治し、就業に支障なし
現在の病状について補足を入れることで、問題なく働けることをアピールできます。
面接の際は、以下のように説明します。
- 参考
- 大学2年次に健康上の事情により長期入院となり、学業の継続が困難となったため中途退学いたしました。
現在は完治しており、医師からも就業に支障はないとの診断を受けております。
もし定期的に通院が必要な場合は、あらかじめ履歴書に記載しておきましょう。
- メモ
- 就業に支障はありませんが、持病の定期健診のため半年に1回の頻度で午後休暇の取得を希望いたします。
大学中退後の空白期間は不利?履歴書に書くべき内容3選

大学中退後に空白期間があると、ほとんどの企業は「その期間をどのように過ごしていたのか」を気にします。伝え方によっては、選考において不利になる場合もありますが工夫次第で前向きな印象を与えることもできます。
ここでは、空白期間を前向きな理由に見せる書き方や、職務経歴欄で活かせるポイントを3つ紹介します。
①アルバイト経験
履歴書の職務経歴欄には、基本的にアルバイト経験を書きません。
しかし、下記のようなケースの場合、記入したほうが好印象につながります。
- 社会人経験がない場合
- 応募職種に活かせるアルバイト経験がある場合
例えば、アパレルブランドの販売職に応募する場合、アルバイトを通して接客スキルが身に付いたことを記入すれば、それは立派なアピールポイントです。
アルバイト経験がある場合の記入例は、以下の通りです。
| 年月 | 職歴 |
| 20XX年8月 | 〇〇株式会社 入社(アルバイト) |
| ▢▢ショップ(渋谷店)の商品案内・サポート担当に従事 | |
| 現在に至る |
アルバイトを複数経験している場合は、応募した企業に関連する職種に絞って記載するのがおすすめです。
②応募職種に関連するスキルや経験
多くの企業は、採用者の選考において「自社の戦力になれる人材かどうか」を重視します。そのため、企業の募集職種に適した強みを伝えるのが内定を勝ち取るコツです。
- 参考
- 例
営業職:コミュニケーション能力
事務職:PCスキル
次に、強みを裏付ける具体的な経験や実績を示しましょう。
- 参考
- 例
営業職:サークルで新イベントを企画・運営に関わったことで、いろいろな人とコミュニケーションを取った
事務職:大学時代には、WordやExcelでレポートや論文を作成したり、研究成果の発表会でPowerPointで作った資料を活用したり、PCスキルを磨く機会が多かった
習得スキルをアピールすれば、結果的に大学を中退したとしても、魅力的な人材と認識してもらいやすくなります。
③空白期間中に努力したこと
大学中退後に就職まで期間が空いている場合、面接ではほぼ確実に 「その期間は何をしていましたか?」と質問されます。
言葉に詰まってしまわないよう、あらかじめ回答を用意しておきましょう。
| 空白期間中の過ごし方 | 回答例 |
|---|---|
| アルバイト | 飲食店のホールスタッフとして従事したことで、接客スキルや協調性、判断力が身に付いた |
| 資格の取得 | ファイナンシャルプランナーになるため、独学でFP技能検定3級に合格した |
| 親の介護 | 親の介護期間中は、仕事に活かせる資格の勉強や社会復帰に向けて職業訓練に取り組んでいた |
空白期間にどんな努力をしたのか示すことで、面接官に好印象を与えられます。
履歴書のどこが見られる?大学中退の面接で好印象を与えるコツ

大学を中退していると、「面接でどう見られるんだろう……」と不安になりますよね。
ただ、採用担当者が本当に見ているのは「中退した事実そのもの」ではありません。
注目されているのは、中退の経験をどう受け止め、今どんな行動をしているかです。
ここでは、採用担当者の不安を払しょくし、人間性やポテンシャルをしっかり評価してもらうためのコツを紹介します。
採用担当者が抱く「継続力」への懸念を払しょくするエピソードを伝える
企業側は、大学を中退している応募者に対して、こんな不安を抱くことがあります。
「入社しても、すぐ辞めてしまわないだろうか?」
「途中で投げ出してしまうタイプじゃないか……」
企業が避けたいのは、早期に辞めてしまう人材です。だからこそ、大学中退後に長期的に取り組んだ実績を示して、採用担当者の不安や懸念を払しょくさせましょう。
例として次のようなものが挙げられます。
- 同じ職場で長く続けたアルバイト経験
- 定期的に参加してきたボランティア活動
- 資格取得に向けてコツコツ続けた勉強
「継続する大切さを理解している」ことが伝われば、中退による懸念やマイナスイメージは自然と薄れていきます。
中退経験から何を学び、今後どう活かすかを語る
大学中退について話すときに押さえておきたいポイントは、次の2つです。
- 大学を中退した事実を正直に伝える
- 大学中退を通して何を学んだのか明確にする
たとえば、授業についていけずに中退した場合でも、伝え方次第で印象は変わります。
「当時は努力が足りなかったと反省しています」
「この経験から、計画的に取り組むことや目標設定の大切さを学びました」
このように、反省→学びの流れで話すのがコツです。
また、大学中退で得た学びや成長を、「入社後にどのように活かすのか」までつなげられると、面接官の納得感は一気に高まります。
「入社意欲」と「志望動機」を具体的に語る
企業の採用者は、中退経験のある応募者に対して「問題に直面したとき、また途中で辞めてしまうのではないか」「仕事に対する目的意識が曖昧なのではないか」「この会社でなくてもよいのではないか」といった不安を抱きやすい傾向があります。
そのため、中退後の行動や考えの変化を交えながら、「なぜ働きたいのか」「なぜこの会社なのか」「将来どのような姿を目指しているのか」を具体的に説明することが重要です。
中退そのものを正当化する必要はありません。
- 何が足りなかったのか
- どんな反省や学びがあったのか
- その学びを踏まえて、次の進路や仕事選びにどう向き合っているのか
こういったことを具体的に説明できると、採用者の不安を和らげることができます。
また、中退後の行動と志望動機に一貫性があると、「行き当たりばったりではなく、自分で考えて選択している」「腰を据えて働く意思がある」と評価されやすくなります。
履歴書にもアドバイス!大学中退からの就活はプロに相談

大学中退者の就職活動を成功させるためには、業界に精通するプロにサポートしてもらうのも一つの手です。
ここでは、大学中退者が利用すべき就職エージェントの特徴や実際に受けられるサポート内容を紹介します。
フリーターに特化した就職エージェントを活用する
大学を中退すると、大学のキャリア支援が使えなくなるため、一人で就職活動を進めなければいけません。
とはいえ、複数の求人サイトに登録して、履歴書を準備して、自己PRを考えて……という工程を一人でこなすのは大変です。
就職活動で挫折しないためにも、フリーターに特化した就職エージェントを活用しましょう。
特定の層に絞ったエージェントは、求職者の強みを把握したうえで、適した求人を紹介してもらえます。
フリーターに特化した就職エージェントの場合、学歴よりもポテンシャルを重視する採用基準を設ける求人も少なくありません。そのため、大学中退者も積極的に採用する企業も見つかりやすいでしょう。
キャリア相談で履歴書の添削や面接対策を受ける
フリーターに特化した就職エージェントに登録すれば、以下のようなサポートが受けられる可能性があります。
- オンライン面談を経て自分に合った求人を紹介してもらえる
- 専任のキャリアアドバイザーに相談できる
- 面接・ビジネスマナー対策講座を受講できる
- 履歴書の添削指導が受けられる
- 面接の日程調整や面接前後にフォローしてもらえる
履歴書に大学中退の事実を記入する際は、キャリアアドバイザーから正しい書き方を教えてもらうのが確実です。
また、面接で大学中退した理由をポジティブに伝えたいときは、キャリアアドバイザーに内容を確認してもらったり、面接講座を受けて改善点を把握したりするのも一つの手です。
大学中退の履歴書は正直に!前向きな姿勢で就活に臨もう

大学中退者の就職活動をスムーズに進める際は、大学中退の事実を履歴書に正しく記入することが重要です。
後ろめたい気持ちがあるからといって中退歴を隠す行為は、学歴詐称にあたるため、内定取り消しや懲戒解雇といったリスクにつながる可能性があります。
また、中退理由そのものよりも、「中退を通じて得た学び」や「それをどのように企業に活かせるか」を整理し、前向きに伝えられるかがポイントです。
大学中退は、就職活動において決して大きなハンデではありません。
本記事を参考に、履歴書の正しい書き方や大学を中退した理由をポジティブに伝えるコツを理解して、就職活動を成功させましょう!

