高卒から勝ち組になれる職業とは?勝ち組の定義とあわせてご紹介

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高卒から勝ち組になれる職業とは?勝ち組の定義とあわせてご紹介

  • 高卒だと勝ち組になれる職業に就職するのは難しいのかな…

そんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。実際、多くの企業では応募条件の一つに学歴を設けており、大卒以上でないと入社できない企業も少なくありません。

本記事では、「高卒から勝ち組になれる職業」について解説します。

「高卒で就職して勝ち組になれるわけがない」
なんて諦める必要はありません!

勝ち組の定義と勝ち組になるためのポイントを正しく理解して、あなたも勝ち組人生のチャンスを掴みましょう。

 

勝ち組の定義とは

一般的に勝ち組とは、勝負事に勝つことや事業で成功した者、または人生の競争において望んだ地位や財産を得た者を指します。

一方で、当記事にて扱う「高卒における勝ち組」は以下のような人を該当者として定義します。

高卒における勝ち組とはこんな人

  • 学歴を問わず成功を収めた人
  • 学歴以上の実力と成果をもった人
  • 学歴に関係なく着実に収入を得ている人
  • 仕事のおかげで私生活が充実している人
  • 同年代の平均より稼いでいる人
  • 早期から昇進して同年代より高い役職に就いている人

また、収入面からも高卒における勝ち組を定義することができます。
厚労省のデータを参照すると、20代と30代男性の年収は以下のようになります。

20代男性の場合

学歴月収賞与年収
高卒23万7950円35万6925円356万9250円
大卒27万900円40万6350円406万3500円

30代男性の場合

学歴月収賞与年収
高卒29万1400円43万7100円437万1000円
大卒36万6650円54万9975円549万9750円

20代の月収は、高卒が23万7950円、大卒が27万900円となり、30代の場合は、高卒が29万1400円、大卒が36万6650円となります。

また、一般的な企業の賞与額が1~2ヶ月分であることを踏まえると、年収は20代において高卒が356万9250円、大卒が406万3500円となり、30代の場合は、高卒が437万1000円、大卒が549万9750円となります。

以上より、収入面において、年収が20代で356万9250円、30代で37万1000円を上回れば「高卒における勝ち組」と定義することができます。

出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(参照 2025-6-

高卒でも勝ち組になれる職業10選

先述した「高卒における勝ち組」に当てはまる職業を紹介します。

それぞれ全く違う分野なので、自身の適正も考慮したうえでぜひ参考にしてみてください。

公務員

公務員は試験の種類によって異なりますが、高卒でもなれる職業です。

特に私たちの生活に馴染みのある区役所・市役所職員は、戸籍・住民登録や税務などの市や区に関する行政の事務全般を行います。

市役所・区役所職員をはじめとする公務員は、仕事内容によっては高卒でも採用の枠があります。そのため、一度合格すれば、よほどのことがない限り、安定した年収を稼げます。

また、社会的な信用が高く、クレジットカードやローンなどの審査が通りやすいというメリットもあります。

公務員に向いている人の特徴

  • 安定した生活を送りたい人
  • 上司の指示に従い、粛々と仕事をするのが得意な人
  • 責任感がある人

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営業職

営業職の主な仕事は取引先の企業や消費者といった顧客に対し、自社の製品やサービスの紹介や宣伝をして、購入や契約につなげる仕事です。

学歴に関係ない実力主義の傾向があるため、セールススキルさえあれば稼ぐことが可能です。

また、歩合制の企業も多いため、成果が出せればすぐに高収入を手にすることができます。

営業職に向いている人の特徴

  • コミュニケーション力に自信がある人
  • 競争の中で成果を出すことに意欲的な人
  • 聞き手としての相手の立場に立って考えられる人

ITエンジニア

ITエンジニアはコンピューターのシステム設計をするのが主な仕事です。ITエンジニアと一口に言っても、システムエンジニアやサーバーエンジニアなど職種は細かく分類されています。。

エンジニアの需要が高まっている今、学歴は必ずしも必要ではなく、スキルや経験が重視されるので、スキル次第で高収入を目指すことができます。

また、フリーランスであれば、より稼げるため、技術や知識を最大限吸収して自立し、さらなる高収入を狙うことも可能です。

ITエンジニアに向いている人の特徴

  • 論理的思考力に自信がある人
  • 好奇心と学習意欲が強い人
  • 臨機応変な対応ができる人

ITエンジニアに向いている人の特徴

  • 論理的思考力に自信がある人
  • 好奇心と学習意欲が強い人
  • 臨機応変な対応ができる人

事務職

事務職は書類作成やデータ入力をはじめ、場合によっては来客対応や電話対応も行うデスクワークがメインの仕事です。

特別なスキルを求められない職種もあるため高卒でも採用の枠があり、高収入を目指すことは難しいですが、安定した収入が得られます。

さらに残業も少ない傾向にあるため、ワークライフバランスを保ちやすい仕事をお探しの方にはうってつけです。

事務職に向いている人の特徴

  • ルーチンワークにも責任感を持って取り組める人
  • 誰かの役に立つことをモチベーションにできる人
  • 正確に作業をすることができる人

ナイト系

ナイト系とは、業種によって異なりますが、主に夜の時間帯に接客し、会話やサービスでお客さんに楽しんでもらう対人サービス業です。

ナイト系は学歴に関係ない実力主義の世界なので、学歴や経歴は不問で応募者は誰でも採用のチャンスがあります。実力・成果次第で評価もアップするので、一般の企業に勤める同世代よりもスピード昇給できる点も魅力です。

さらに、昼職よりも給料が高い傾向にあるので着実に収入を得ることができるでしょう。

ナイト系に向いている人の特徴

  • 人との交流を前向きに楽しめる人
  • 第一印象や清潔感を常に意識している人
  • 自己管理能力と目標意識に自信がある人

製造業

製造業は、工場などで材料・部品を加工・組立し、商品を製造する仕事です。

あまり勝ち組のイメージが浮かばない製造業ですが、学歴や経験を問わない求人が多いため就職のチャンスも自ずと増えます。

また、粘り強く働き、責任者や工場長などポストにつくことで高収入を得ることができるのも特徴です。

製造業に向いている人の特徴

  • ものづくりが好きな人
  • 集中力を切らさずに根気強く作業できる人
  • 細部へのこだわりを持って丁寧に作業できる人

飲食業

レストランや居酒屋などで飲食物を提供する飲食業は、注文や配膳等の対応をするホールスタッフや、厨房で料理をする調理スタッフなど、様々な仕事を担当しています。

そんな飲食業も学歴や資格を必要としない業界なので、働き口が多くあります。

また、接客のスキルアップや調理に関する資格を取得すると強い武器になり、将来的に独立や開業をすることで高収入を得ることができるので、勝ち組になれると言えるでしょう。

飲食業に向いている人の特徴

  • 協調性があり、周囲と連携して動ける人
  • トラブルや想定外の事態にも落ち着いて対処できる人
  • 食や飲みに対する好奇心と関心が高い人

介護・福祉職

介護・福祉職は高齢者や障害のある方のサポートをメインに行う仕事です。

近年は慢性的な人手不足の業界のため、需要が高く、就職しやすい状態となっています。

また、資格を習得することで学歴に関係なく就くことができるほか、資格習得や責任者のポジションにつくことで年収を上げることができるので、安定性がある中で勝ち組を目指せるでしょう。

介護・福祉職に向いている人の特徴

  • 人とのふれあいにやりがいを感じる人
  • ハツラツとした姿勢で仕事に取り組める人
  • 学ぶ姿勢を持ち続けられる人

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とび職

とび職とは建設の現場において外壁や屋根などの高所での作業を担う専門的な職業です。

とび職の中でもさらに「足場とび」「鉄骨とび」「送電とび」など細かく分類もされています。

とび職は、学歴に関係なく未経験者でも採用してもらいやすいという特徴があります。

また、現場で経験を重ね、技術・知識を習得した上で、将来的に独立して親方になるとさらなる高収入を目指すこともできます。

とび職に向いている人の特徴

  • 高所での作業に抵抗がない人
  • チームの中で役割を意識して動ける人
  • 体力に自信がある人

番外編:起業家

強い想いがある方は、思い切って「起業家」を目指すのも選択肢のうちの1つです。

自身の理想のビジネスモデルを形にする起業家は学歴不問・特別な資格なしでなることができます。

アイデア次第の実力主義の世界である現代で重視されるのは、アイデアを形にする情熱や実行力、それに関与する経験や繋がりです。

それらを駆使して成功すれば、一般の職業よりも遥かに高い年収を手に入れられます。

起業家に向いている人の特徴

  • 行動力や決断力がある人
  • 固定観念にとらわれず、柔軟な発想ができる人
  • チャレンジ精神が強く、困難にも立ち向かえる人

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高卒で勝ち組の職業になるための条件

高卒でも勝ち組になれる職業を紹介してきましたが、これらの職業からは決まった条件があることがうかがえます。

先ほどの職業以外でも、この条件に該当すれば勝ち組の職業になりうるので要チェックです。

学歴が問われない業界・職種である

世間一般では専門学校卒や大卒が当たり前で、学歴を重視する企業や選考では、高卒は基本的に不利とされています。

そのため、高卒における勝ち組になるうえで大事な条件の1つとして言えるのが「学歴が問われない」職業を選ぶことです。

「学歴が問われない」職業は主に次のようなパターンがあります。

  • 資格取得で就ける職業
  • 実力主義の企業や業界
  • そもそも学歴が重視されない業界や業種

このことから、求人探しにおいては「学歴不問」や「実力主義」に重きを置いて企業・業界を選ぶことをおすすめします。

人手不足の業界である

厚生労働省のデータによると、令和7年4月時点での有効求人倍率は、営業職で2.29倍、介護サービス職で3.38倍、飲食物調理職で2.13倍となっており、いずれも人手不足の傾向が示されています。

高齢化の進行や需要の急増により、人手不足の業界では「高い報酬を払ってでも人材を確保したい」という動きが強まり、特にこれらの分野での採用需要が高まっています。

以上のことから、該当する業界は「就職のハードルが低い」「高収入を目指しやすくなる」

ことがメリットとしてあげられます。

参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年4月分)について」(参照 2025-06-13)

スキルを活かせる業界である

誰にでもできる仕事では高収入を目指すのは難しいです。

しかしこれは言い換えれば「大事なのは手に職をつけること」とも言えます。

手に職をつけるためには、自身の強みを明らかにして、スキルを習得するのが重要なポイントです。

高校で打ち込んだ内容や得意だったこと、これまで何気なくできていた自分の長所などを振り返ってみましょう。

手に職をつけることで、実力主義の業界で成果を上げやすくなるので、職種や企業を選ぶ際はスキルを活かせる業界であるかどうかも考慮しましょう。

高卒でも勝ち組になるための4つのポイント

ここまで紹介してきた条件の職業に就くためには、どのような方法があるのでしょうか?

具体的にするべきことや労働条件の例などを紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

自己分析を徹底的におこなう

自己分析は高卒における勝ち組になるためにすべき最初のフェーズです。

また、自身の強みやスキル、適した職業を見極めるためにも、就職・転職活動をするうえで自己分析は必要なものであると言えます。

この際、ただ闇雲に自己分析するのではなく、自分がどういう人間であるかを客観的に判断できるようにすることが重要です。

具体的には下記のような項目を書き出してみることがおすすめです。

参考
・過去の経験から「何を学んだか」「何を軸に行動してきたか」
・自分から見た長所・短所
・他者から見た自分の評価
・自分にとっての働く意味
・自分の理想の姿

希望の労働条件や待遇について明確にする

自己分析に次いで行う、希望条件を探すフェーズです。

このフェーズでは、まず最初に自分が勝ち組だと思う労働条件や待遇が何なのか考える必要があります。

給与や休日、労働環境など様々な面において、以下の例のように労働条件や待遇について明確にしたうえで、条件が一致する職業を見つけると良いでしょう。

参考
・月〇〇万円は稼ぎたい
・休みは土日以外でも問題ない
・残業はなるべくしたくない

実力主義の会社を探す

希望条件が定まったら、次は会社を選びましょう。

ここで重要なのが、学歴ではなくコミュニケーション力や継続力などの内面的な能力を活かすことができそうな会社を選ぶことです。

先の項目にもあった通り、専門学校卒や大卒を当たり前としている企業もあり、そういった企業の選考では、高卒は不利になってしまいます。

求人情報を確認する際は上記の点も重視して探すようにしましょう。

将来性をアピールする

会社が決まったら最後に辿り着くのは面接のフェーズです。

面接では高卒であることを逆手に取り、若さを武器に将来性・学ぶ意欲をアピールしていきましょう。

このとき、無計画にアピールしすぎても逆効果になることがあるので、自己分析も踏まえ、アピール方法を熟慮し、対策を練ってから臨むことが大切です。

高卒も勝ち組の職業に就ける!

高卒における勝ち組と世間一般の勝ち組との間には違いがあり、さらにその定義は人によって異なります。

自分の中の勝ち組について把握し、明確にすることが勝ち組になるための第一歩と言えるでしょう。

また、計画的な業種選び、就職・転職活動をすることも重要です。

その業界・会社が勝ち組になりうる条件をおさえているか、自分自身の勝ち組の理想に沿った会社であるかも意識しながら探すようにしましょう。

また、自分が理想とする勝ち組の職業に就くために、求人サイトやエージェントを絞って利用することも有効です。

本記事がみなさんの勝ち組への足掛かりになれば幸いです。

ぜひ第一歩を踏み出してみてください!

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