中卒で正看護師になるには?転職成功のポイントと求められる能力

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中卒で正看護師になるには?転職成功のポイントと求められる能力

  • 中卒で正看護師を目指すことはできる?

  • 中卒から転職して正看護師になるメリットってある?

今回は正看護師への転職方法を知りたい中卒者へ向けて、転職を成功させるポイントを解説していきます。

【この記事でお伝えする内容】

  • 正看護師になるための必須条件
  • 正看護師になるメリット・デメリット
  • 正看護師に向いている人・向いていない人の特徴

中卒で正看護師を目指す難易度、中卒から目指しやすい職業について詳しくご紹介しています。正看護師を目指すためのマニュアルとして、本記事をぜひご活用ください。

中卒だと正看護師になるのは難しい

学歴が中卒の場合、正看護師になれません。

中卒から正看護師を目指す場合、まずは最終学歴が「高卒」以上であることが必須となります。

というのも正看護師になるには「看護師国家試験」に合格する必要がありますが、受験条件に「高卒」が含まれるためです。

次項で中卒から正看護師を目指すために達成すべき条件や就職までの流れを詳しくご紹介します。

なお、もし早く看護職に就きたい場合、「准看護師」であれば中卒者でも就職できます。

また条件を満たせば准看護師から正看護師へのキャリアアップも可能な職業のため、気になる方は以下をご参照ください。

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正看護師になるための必須条件

中卒のままいきなり正看護師を目指すのは不可能ですが、条件を満たせば中卒者もチャレンジできます。正看護師になるための必須条件は以下の3つです。

  • 高校卒業資格を取得する
  • 看護師養成施設(看護学校など)で3年以上学ぶ
  • 看護師国家試験に合格する

それぞれの条件について詳しく見ていきましょう。

高校卒業資格を取得する

先述した通り、看護師国家試験で定められている受験資格を満たすためには、高卒以上でなければ看護師の資格取得を目指すことができません。そのため、まずは高校卒業資格を取得しましょう。

全日制・通信制を問わず高校に3年間通って卒業するルートもありますが、いち早く高校卒業資格を得たいのであれば、高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験または高認)に合格するルートが一番の近道と言えます。

高卒認定試験に合格すると高卒者と同等の学力があると証明され、「高卒以上」の条件が設けられている大学や専門学校への進学や企業への求人応募、資格の取得を目指せるのが魅力です。

高卒程度の学力を身につける必要があるものの、時間をかけて試験対策をすれば合格できるレベルなので、早めに試験勉強を始めましょう。

また、卒業すれば高卒資格と看護師国家試験の受験資格を同時に取得できる「5年一貫制の看護科のある高校」に通う方法もあります。

看護科のある高校では、最初の3年間は普通教科の科目とともに看護に関する基礎科目を履修し、残りの2年間は専門科目を履修します。高卒の学歴が取得できるのはもちろんのこと、5年かけて看護についてじっくり学べるのが魅力です。こちらは中卒から着実に正看護師を目指せるルートを歩みたい方におすすめです。

看護師養成施設(看護学校など)で3年以上学ぶ

高校卒業資格を取得した後は、看護師養成施設の卒業を目指しましょう。

看護師国家試験の受験資格を得るためには、以下の文部科学大臣が指定した学校または厚生労働大臣が指定した看護師養成所を卒業する必要があります。

メモ
・4年制の看護大学
・3年制の看護短期大学
・3年制の看護師養成所や専門学校

看護大学は教育期間が4年間と長いですが、看護に関する教育だけでなく一般教養科目も幅広く履修できます。国家試験対策をしっかり行う期間も確保できるので、自分が納得のいく状態で国家試験に挑みたい方におすすめです。

3年制の看護短期大学や看護師養成所・専門学校は大学より教育期間が1年短い分、限られた時間のなかで国家試験対策を行わなければなりません。一方で、4年制の看護大学と比べて、実習をはじめ実践的な教育がたくさん受けられるメリットがあります。

各養成施設によって通う期間やカリキュラムの内容、学費などが異なるため、それぞれのメリットやデメリットを理解したうえで、自分に合った養成施設を選んでください。

看護師国家試験に合格する

正看護師になるためには、国家試験の合格と免許の取得が必須です。看護師養成施設を卒業後、国家試験を受験しましょう。

看護師国家試験は必修問題(50問)、一般問題(130問)、状況設定問題(30問)の全210問で構成されています。必修問題の合格基準点は8割と定められており、一般問題と状況設定問題の合格基準点は毎年変動していますが、合格の目安は約7割以上と言われています。

また、2023年度の看護師国家試験の合格率は90.8%と非常に高く、試験対策をしっかりすれば一発合格も十分可能です。

試験の合格発表は約1カ月後です。合格した場合、看護師免許申請書や1カ月以内に受診した健康診断書といった必要書類を用意して、医療従事者免許申請窓口で看護師免許の申請を行います。

免許証が発行されるまで、2~4カ月ほどかかると言われています。万が一免許証が発行される前に看護師の業務を行った場合は行政処分の対象となるので、看護師国家試験に合格した後は、すぐに免許申請を行ってください。

参考:旺文社 教育情報センター「2023年 看護師国家試験の合格率は90.8%!」(参照 2024-02-26)

中卒で正看護師を目指す難易度

中卒で正看護師を目指す難易度は、看護師国家試験を受けた中卒者の合格率の統計が出ていないため断定しにくいです。しかし、先ほどお伝えした正看護師になるための必須条件の内容を踏まえると、難易度は高めでしょう。

中卒で正看護師を目指す難易度が高い具体的な理由は以下の通りです。

  • 高卒認定試験の合格率がそこまで高くないから
  • 5年一貫制の看護科のある高校の学費が高いから
  • 働きながら看護師養成施設に通うのが大変だから

高卒認定試験の合格率は、40~50%程度と言われています。きちんと勉強しなければ合格は難しいレベルなので、中卒者にとって最初に乗り越えなければいけない難関といっても過言ではありません。

ちなみに先述した通り、中卒の場合は、5年一貫制の看護科のある高校を卒業すれば高卒資格と看護師国家試験の受験資格を同時に取得できます。ただし、学費は5年間で500万円以上かかるため、コスト面で多大な負担がかかる点に注意が必要です。

そして、看護師養成機関は、平日の日中に授業があるのが一般的です。さらには、膨大な課題や定期試験、看護実習などをこなさなければならず、働きながら正看護師を目指したい方はかなりハードな生活を送らざるを得ません。

中卒者が正看護師になるまでに出てくるであろうさまざまなリスクを考えると、まず看護師国家試験の受験資格を得るまでの難易度は高めです。しかし、正看護師になれれば多くのメリットが得られます。

後ほど中卒から正看護師を目指すメリットを解説するので、目指すべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

中卒から正看護師を目指すメリット

中卒から正看護師を目指すのは非常に難しいですが、それでも正看護師になるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、中卒から正看護師を目指すメリットについて解説します。

  • 中卒の平均年収を大幅に上回るくらい稼げる
  • 需要が常にあるので仕事に困らない
  • 福利厚生が手厚い

中卒の平均年収を大幅に上回るくらい稼げる

正看護師の平均年収は、全職種における中卒の平均年収を大幅に上回るというメリットがあります。

厚生労働省の調査によれば、令和4年度の正看護師の中卒の平均年収は507万円程度です。
(※月給35.1万円、賞与86.2万円で計算した場合)

一方、平成18年度の中卒の平均年収は男性が336万円程度、女性が209万円程度で、看護師は中卒の平均年収を大きく上回っていることが分かります。

そのため、正看護師になれれば、中卒という学歴をカバーして高年収を稼ぎやすい職業と言えます。

参考:
厚生労働省「平成18年度賃金構造基本統計調査(全国)結果の概況」(参照 2023-02-27)
厚生労働省「令和4年度賃金構造基本統計調査 結果の概況」(参照 2024-02-27)

需要が常にあるので仕事に困らない

正看護師は、医療従事者であることから景気に左右されにくい職業なので、常に安定した収入を得られる点も魅力と言えます。

日常生活を送るうえで医療は欠かせない存在であり、かつ少子高齢化が進む現代の日本において正看護師を含めた医療従事者の人手が不足している傾向があるため、今後も需要が高い職業です。

また、国家資格の取得が必須の正看護師は、独占業務資格でもあることから働き手が限定されています。そのため、正看護師を募集する求人が豊富で、一度資格を取得してしまえば就職や転職、再就職に困りにくいメリットもあります。

福利厚生が手厚い

正看護師になるメリットとして、職場の福利厚生が手厚い点も挙げられます。

福利厚生には、法律で提供が義務付けられている「法定福利厚生」と、企業の判断で提供する「法定外福利厚生」の2種類があります。

法定外福利厚生が充実しているほど、従業員はさまざまな好待遇を受けられるため、働きやすくなるのが魅力です。

正看護師が病院から提供される法定外福利厚生の例をいくつか挙げてみました。

参考
・通勤手当
・家族手当
・住宅手当
・財産形成手当
・祝い金手当

また、食事補助制度や資格支援制度、健康増進制度のほか、社員旅行やクラブ活動を用意している病院もあります。

法定外福利厚生は企業が独自で設けているので、病院によって用意されている福利厚生は異なります。自分が魅力と感じる福利厚生が多くそろっている病院を就職先を選ぶのがおすすめです。

中卒から正看護師を目指す際の注意点

中卒から正看護師を目指すメリットがある一方で、専門性の高い職業であるがゆえに注意しなければならない点もあります。

ここでは、中卒から正看護師を目指す際の注意点について解説します。

  • 資格を取得するまでの費用が数百万円かかる
  • 夜勤や残業が多い勤務体制
  • 専門職なので別分野への転職が難しい可能性がある

中卒者が正看護師を目指すうえで注意しなければいけないことを理解して、今後の人生プランを考えていきましょう。

資格を取得するまでの費用が数百万円かかる

中卒者が正看護師になるためには、高校卒業資格を取得して看護師養成施設に通い、看護師国家試験に合格して看護師免許を申請する必要があります。

数年の時間がかかるのはもちろんのこと、看護師資格を取得するまでの費用が数百万円かかるのもデメリットです。

たとえば、看護師養成施設に入学・卒業するまでに以下のような費用が発生します。

メモ
・入学金
・授業料
・施設設備充実費
・実習費
・テキスト代
・制服、白衣代

総費用は、看護師養成施設によって異なるものの、3年制の看護師養成所は300万円以上、4年制の看護大学は200~400万円以上(公立大の方が費用を抑えられます)、数が少ない3年制の私立の看護短期大学は400万円以上と言われています。

さらには、高卒認定試験や看護師国家試験などの試験を受ける時は受験料が必要です。看護師国家試験に合格して看護師免許の申請を行う際は、登録免許税を納付するために9,000円分の収入印紙の提出も求められます。

このように、正看護師になるまでに多額の費用がかかるので、あらかじめ貯蓄をしてから目指すのがおすすめです。

夜勤や残業が多い勤務体制

正看護師の就職先の一つである病院は、深刻な人手不足に陥っているケースがほとんどです。時には残業しないと現場が回らないケースも珍しくなく、勤務体制の改善が課題となっています。

また、総合病院や老人ホームといった24時間運営の施設の場合、勤務形態は2交替制もしくは3交替制を採用しているため、夜勤も発生します。

このように不規則な勤務を続けていくと、生活リズムが崩れて、心身への負担につながります。そして、家族や友人と予定が合わず、プライベートが充実しにくい点もデメリットです。

特に、日中に働きたい方やワークライフバランスを重視したい方は、看護師の勤務体制の現状を理解したうえで、目指すべきかどうかを慎重に判断してください。

専門職なので別分野への転職が難しい可能性がある

正看護師は専門職ゆえに仕事に困らないメリットがある一方で、別分野への転職が難しい可能性があるデメリットもあります。

正看護師は、医療の専門知識のほか、多忙な業務スケジュールをこなせる体力、患者さんやスタッフと良好な関係を築けるコミュニケーション能力など、さまざまな能力が求められる職業です。苦労して正看護師になったものの、実際に働いてみて理想と現実とのギャップに疲れてしまい、転職を考える人も少なくありません。

しかし、看護師で身につけた医療に関する専門的な知識やスキルが活かせる業種は限られている傾向にあります。また、看護師の仕事は、他の業種と比べると一般企業に就職する際に必要なビジネスマナーを学べる機会が少ないです。
これらの理由から、別業界への転職を決断できない看護師が多いです。

ただでさえ、中卒者は学歴によって転職のハードルが高めである点を踏まえると、中卒で正看護師を目指すのであれば、そこから別業界への転職が厳しいことを覚悟したうえでチャレンジしましょう。

正看護師に向いている人と向いていない人

正看護師は専門性が高く勤務体制もハードな傾向にあることから、人によって向き・不向きがあります。ここでは、正看護師として求められる人物像や能力について解説します。

正看護師に向いている人の特徴5つ

正看護師に向いている人の特徴は、以下の5つです。

  • 責任感がある
  • 適切な判断力と行動力がある
  • 心身ともにタフな人
  • コミュニケーション能力や協調性がある
  • 向上心があり努力できる

日々患者さんと向き合う正看護師は、少しの判断ミスや気のゆるみが患者さんの命に関わる可能性がある職業です。常に責任感を持って正確かつスピーディーに仕事に取り組むことが求められます。

また、決して楽とは言えない業務の数々をこなせるように、心身ともにタフな人が正看護師として活躍できる可能性が高いです。

患者さんやその家族に対して配慮のある対応をしたり、診療の進行状況や患者さんの状態といった情報を医師・医療スタッフに伝達したりする機会が多く、コミュニケーション能力や協調性も欠かせません。

さらに、医療は日々進化し続けています。常に知識やスキルをアップデートしていく考えを崩さない向上心の塊のような人も正看護師に向いています。

正看護師に向いていない人の特徴5つ

正看護師に向いていない人の特徴は、以下の5つです。

  • 血や汚物処理に抵抗がある
  • 人に興味がない
  • 気持ちの切り替えが苦手
  • 細かいことが気にならない
  • 手先が不器用

正看護師は血を見る機会が多いのはもちろん、患者さんの尿や便、吐物などの汚物処理を行う機会も多いです。患者さんが目の前にいる場合も多いので、何のためらいもなくそれらの処理をしなければいけません。
そのため、血や人の汚物への嫌悪感が払拭できない人にとって正看護師は難しい職業と言えます。

くわえて、正看護師は患者さんをはじめ、多くの人と関わる職業です。人への関心が薄い人は、患者さんに寄り添えなかったり思いやりのある行動ができなかったりする可能性があります。

他にも、人の死に直面した時に気持ちが切り替えられない人、大雑把かつ不器用であるがゆえにテキパキと業務に取り組めない人は、医療現場において正看護師としての活躍は厳しいかもしれません。

正看護師と仕事内容が近い中卒でなれる仕事

先述の通り、中卒から正看護師を目指す難易度は高く、今すぐなれる職業ではありません。しかし、実は正看護師に近い立場で働ける職業がいくつか存在します。

ここでは、中卒が目指せる正看護師と仕事内容が近い仕事について解説します。

  • 准看護師
  • 介護福祉士
  • 医療事務

転職先の選択肢を増やしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

准看護師

准看護師は、正看護師と同じく患者さんの看護や診療をサポートする医療従事者です。仕事内容は、患者さんの食事・入浴補助、カルテの入力、手術のサポートなどで、正看護師とほぼ変わりません。

准看護師は、中卒から入学できる准看護師の養成施設に2年間通った後、准看護師試験に合格すれば准看護師免許を取得できればなれるので、高校卒業資格が必要な正看護師より目指すハードルは低めです。

また、准看護師になったあとは、「3年の実務経験」「2年制の看護師養成施設での過程を修了」の2つをクリアできれば、看護師国家試験の受験資格も得られます。

正看護師より目指しやすく正看護師へのキャリアアップにつながるメリットがある一方で、准看護師は独断での看護業務や、他の看護師への指示出しができないデメリットもあります。

さらに、准看護師は正看護師に比べて管理職への昇進が厳しく、年収も低い傾向にあることから、収入アップやキャリアアップを狙うのであれば、いずれは正看護師免許の取得を検討しなければいけません。

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介護福祉士

国家資格の取得が必要な介護福祉士は、高齢者や障害者など介護を必要とする人の生活のサポートや、要介護者とその家族へのアドバイス・指導などを行うのが主な仕事内容です。

また、スタッフのフォローや現場での人員配置の調整など、現場の介護職のリーダーとしての役割も担います。

介護福祉士になるためには、介護福祉士試験への合格が必須です。中卒者が介護福祉士試験を受けるのであれば、「3年以上の実務経験」と「介護福祉士実務者研修の修了」の2つの条件をクリアしましょう。

介護福祉士は、国家資格の専門職であることから、中卒の平均年収よりも稼ぎやすいメリットがあります。さらに、高齢化が進む現代において、介護業界は人手不足の傾向にあり、就職や転職がしやすいのも特徴です。

学歴・経験不問の求人も多いので、介護福祉士は中卒者も含めて活躍できる職業と言えます。

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医療事務

医療事務は、病院での受付・会計業務、カルテの作成、診療報酬明細書(レセプト)の作成、その他事務作業が主な仕事内容です。医療の知識や事務に関するスキルが求められるものの、無資格・未経験で働ける求人が多く、中卒者も働ける可能性があります。

事務職でありながら、看護師と同様に医療業界に携われるため、「なるべく早めに医療関係の仕事に就きたい」という方におすすめです。

また、医療事務は、クリニックや病院を中心に全国各地の医療機関で募集されていることから、知識とスキルさえ習得していれば、地域を問わず長く働きやすいメリットもあります。

収入面では、医療事務管理士や医療事務認定実務者といった民間資格の取得者に対して、資格手当を支給する医療機関が多いです。

医療事務は、就職先の地域や雇用形態によって年収差が激しい職業ですが、資格取得をはじめ自分の頑張り次第で、中卒の平均年収以上の収入を得るのも可能です。

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正看護師以外で転職を検討するならナイト系がおすすめ

中卒から正看護師になるまでに多くの時間と費用がかかります。

また、苦労して正看護師になれたとしても、専門性の高い職業なだけに求められる能力も多く、「自分には合わない」と思い悩む人も珍しくありません。

「資格を取らなくても手っ取り早く高収入を得たい」「学歴を問わずキャリアアップを狙える仕事を探している」という理由で転職先をお探しであれば、ナイト系への転職もおすすめです。

ナイト系は18歳以上(高校生不可)であれば応募が可能で、学歴・経験不問の求人がほとんどです。実際に異業種からの転職者も多く、未経験者の受け入れ体制が整っています

さらに、実力主義の業界なので、やる気と能力次第でスピード昇給・昇格も可能で、日本の平均年収以上の高収入を得られるチャンスがあります。

転職先の選択肢の一つとして、ぜひナイト系もチェックしてみてください。

中卒で正看護師を目指すためのおさらい

最後に正看護師になるためのポイントをまとめたので、おさらいしておきましょう。

ポイント
【中卒から正看護師になるための必須条件】
・高校卒業資格を取得する
・看護師養成施設(看護学校など)で3年以上学ぶ
・看護師国家試験に合格する

【正看護師になるメリット】
・中卒の平均年収を大幅に上回るくらい稼げる
・需要が常にあるので仕事に困らない
・福利厚生が手厚い

【正看護師に向いている人の特徴】
・責任感がある
・適切な判断力と行動力がある
・心身ともにタフな人
・コミュニケーション能力や協調性がある
・向上心があり努力できる

中卒から正看護師になるためには、高校卒業資格を取得して看護師養成施設に最低でも3年通う必要があり、年単位の時間と百万単位の費用がかかります。

かなり大変な道のりではあるものの、収入面や待遇面の良さなど正看護師になれた時のメリットもたくさんあるので、自分に向いている職業であれば、目指してみる価値ありです。

正看護師に興味がある方は、ぜひこの記事を参考にして今後のキャリアプランを立てていきましょう。

ネクスト編集部

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