高卒で稼げる仕事12選!高卒で高収入になれる給料が高い仕事の特徴

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高卒で稼げる仕事12選!高卒で高収入になれる給料が高い仕事の特徴

「高卒から給料が高い仕事に就くのは無理だろう」と自分の可能性をあきらめていませんか?

もちろん、学歴にかかわらず高収入を得ることは容易ではありません。しかし、高収入の仕事を選んだり資格を取得したりすれば、高卒の方も高収入を実現可能です。

本記事では高卒から稼げるようになる給料が高い仕事や転職のコツ、おすすめの資格を具体的に解説します。

高卒で高収入を稼ぎたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

高卒社会人の給与事情を解説

高卒社会人の給与事情を解説

そもそも高卒で高収入なんて本当に可能なのかと半信半疑の方もいるでしょう。

まずは高卒の初任給の相場や、年齢別・都道府県別の高卒の年収相場といったデータから、高収入の可能性を探ってみましょう。

高卒の初任給相場

高卒男性の初任給相場は、厚生労働省が出した「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」によると、183,400円です。実際の手取り額は給与の8割前後が一般的なので、約140,000〜150,000円でしょう。

ちなみに、各学歴別の初任給は下記のとおりです。

男女計

  • 大学院卒…約267,900円
  • 大学卒…約228,500円
  • 専門・短大卒…約202,300円
  • 高卒…約181,200円

男性

  • 大学院卒…約271,900円
  • 大学卒…約229,700円
  • 専門・短大卒…約204,100円
  • 高卒…約183,400円

女性

  • 大学院卒…約256,900円
  • 大学卒…約227,200円
  • 専門・短大卒…約201,800円
  • 高卒…約177,600円

上記の数字はあくまで平均値ですが、このデータから、男性・女性ともに、学歴と初任給は比例しやすい、と言えます。

高卒よりも専門・短大卒、大卒・院卒の方が初任給の相場は高いです。

引用:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」(参照 2023-09-26)

高卒の年収相場

先ほどの「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」によると、高卒男性で30歳の場合の年収相場は263,800円です。(実際の手取り額は約210,000円が目安となります。)

それでは各学歴別の30歳を比較すると、年収相場はどうなるのでしょうか。

男女計

  • 大学院卒…約354,300円
  • 大学卒…約304,900円
  • 専門・短大卒…約261,300円
  • 高卒…約248,500円

男性

  • 大学院卒…約357,300円
  • 大学卒…約319,300円
  • 専門・短大卒…約290,000円
  • 高卒…約263,800円

女性

  • 大学院卒…約343,300円
  • 大学卒…約279,200円
  • 専門・短大卒…約244,600円
  • 高卒…約214,400円

このデータによると性別に関係なく、学歴によって平均年収の差が明確に出ていることがわかります。

ただし、この数字はあくまでも平均値に過ぎません。

高卒者は大卒者よりも早く社会に出る機会があるため、スキルを早期に磨いて高収入を目指すことも可能です。また、企業の規模・業界選びや努力と工夫次第で平均値以上の高収入は目指せます。

【年齢別】高卒の年収相場

高卒者男性の全世代の年収相場は前述の「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」によると、297,500円です。

(実際の手取り額は給与の8割前後が一般的なので約240,000円でしょう。)

男性の年齢・学歴別の年収相場は下記のとおりです。

年齢 院卒 大卒 専門・短大卒 高卒
20代前半 260,500円 235,100円 220,400円 211,400円
40代前半 516,500円 414,800円 366,500円 311,200円
50代前半 632,400円 500,000円 418,000円 346,400円

こちらのデータから、年齢を重ねれば重ねるほど学歴ごとの年収の差は広がり、特に50代になると年収は倍近くの差が出ていることがわかります。

【都道府県別】高卒の年収相場

厚生労働省が出した「平成13年賃金構造基本統計調査結果速報(初任給)」によると、都道府県別の高卒の初任給を比較したところ、もっとも高いのが奈良県の167,900円、もっとも低いのが沖縄県の120,500円でした。

都道府県が違うだけで47,400円の差があることがわかります。

高卒初任給の年収が高い都道府県ベスト5

順位 都道府県 高卒年収
1位 奈良 167,900円
2位 東京 166,200円
3位 愛知 165,900円
4位 福井 165,500円
5位 神奈川 164,500円

 

高卒初任給の年収が低い都道府県ワースト5

順位 都道府県 高卒年収
1位 沖縄 120,500円
2位 宮崎 143,300円
3位 熊本 144,000円
4位 佐賀 144,200円
5位 高知 144,400円

 

参照元:厚生労働省「平成13年賃金構造基本統計調査結果速報(初任給)  第3表 都道府県、性、学歴別初任給額及び格差(産業計、企業規模計)」(参照 2023-09-26)

ただし、業界・職種の違いなどは考慮されていないので、もちろん同じ都道府県であっても企業や職種ごとに差はあります。

【番外編】日本全国の給与所得者の平均年収の推移

国税庁の「令和3年 民間給与実態統計調査」によると、日本全国の給与所得者の平均年収は4,430,000円です。一般的にその金額よりも高い年収であれば高収入といえるので、一つの指標として良いでしょう。

年度 平均年収
平成29年 4,320,000円
平成30年 4,410,000円
令和元年 4,360,000円
令和2年 4,330,000円
令和3年 4,430,000円
参照元:国税庁「令和3年民間給与実態統計調査(第9図)平均給与及び対前年伸び率の推移」(参照 2023-09-26)

平均年収以上の高収入を目指すのであれば、資格を取得したり、より給与の高い業種へ転職したりといった方法があります。

このデータはあくまで平均年収ですので、年齢や職種・勤務地によっても個人差がありますが、今の自分の年収は平均と比べてどうかを確認し、今後の年収アップを目指す上で参考にしてみてはいかがでしょうか。

高卒者の年収が低い理由

高卒者の年収が低い理由

学歴別の年収のデータを見てきましたが、そもそも高卒者が初任給だけでなく、10年後や20年後も大卒と比較して年収が低いのはなぜなのでしょうか。

ここでは、高卒者の年収が低い理由を具体的に解説します。

大卒者と比べて初任給が低いため

高卒者の年収がどの年代でも低い理由として、大卒者と比べて初任給が低いことがあげられます。前述のデータでは、初任給では大卒が約229,700円、高卒が約183,400円とその差は約46,300円です。

多くの企業では入社時の給与をベースにして、社内で決められた基準に従って昇給していくシステムをとっています。そのため、スタート地点の収入が低いと、たとえ社歴が同じであっても初任給の高い大卒者の給与にいつまで経っても追いつけないといった事態になります。

大卒者は大学入試に合格する努力をして、入学後は卒業に向けて必要な単位取得・卒業論文の執筆などを経験しているので、その努力と経験が給与という形で評価されています。

また、そもそも年収の高い大企業への入社するためには、専門的な知識と能力があると見なされた大卒者であることが条件となる場合が多く、高卒者が大企業に入社するのは難しいのが現状です。

そのうえ、日本社会では学歴が評価される傾向があり、高学歴ということ自体が高く評価されるという風潮もあることから、高卒者は大卒者に比べて初任給が低くなってしまうのです。

大卒者と比べ専門的な職種に就けない可能性が高いため

大卒者と比べて高卒者の年収が低い理由として、専門的な職種に就けない可能性が高いことが挙げられます。

大卒者や専門学校生は、進路次第では専門的な職種に就くための勉強をして資格を取得します。

たとえば、一般的に高給与で知られている医師や弁護士などの専門職は特定の学部に入学し、資格を取得することが必須です。

日本で医師になるには、高校卒業後に医学部に進学し、その後医師国家試験に合格しなくてはなりません。医学部への入試は非常に競争が激しく、難易度が高いことで知られています。また、入学後も幅広い科目にわたる学習が求められ、膨大な勉強量が必要です。

弁護士も、法科大学院に進学するか司法試験予備試験を受けなくてはならず、高卒者にはかなりハードルが高いでしょう。

選択できる職種の違いが大きいことも、高卒者の平均年収が低くなっている原因の一つなのです。

大卒者を求めている企業が多いため

多くの企業が大卒者を積極的に採用していることから、大卒者に対する求人数は多く、高卒者に対する求人数は限られています。

大学入試から卒業までの時期にさまざまな努力や経験を経ている大卒者に、粘り強さやトラブルを乗り越える工夫ができるといったスキルがあると感じる企業が多いのでしょう。

もう一つの理由としては、企業の採用担当者が履歴書や数回の面接だけで応募者を評価する際に、大卒者というフィルターをかけて応募者を絞ると採用が効率的になると感じることも挙げられます。

業種によって学歴の重視度は変わりますが、いまだに学歴を重視する業種は多いです。需要の問題も、高卒者の給与水準が低くなってしまう要因となっているのでしょう。

高卒での給料が高い業種への転職は難しい?

高卒での給料が高い業種への転職は難しい?

高卒で給料が高い業種への転職は難しいと考える人も多いですが、そんなことはありません。

最近は少子高齢化の影響により、人手不足が深刻な課題となっている業界も多く、経歴や学歴に関係なく未経験者を歓迎する会社も増えています。

もちろん最終学歴として大卒が求められる会社もありますが、給料が高い業界・職種を選んだり、専門的な資格を取得したりすれば、高卒でも給料が高い業種への転職は可能です。

また、同じ仕事でも社員数が多い会社の方が高収入の場合が多いです。そして、個人の成果が給与に直接反映される業種なら高収入を目指しやすいといった傾向もあります。

転職のコツをつかんで効率的に動きましょう。

転職の仕方がわからない・自信がない場合、転職エージェントを活用することもおすすめです。自己分析や企業分析も自分だけで行うよりも、第三者の視点やアドバイスがあった方が良い結果が出やすいです。

しっかり事前準備や情報収集・対策に取り組んで、高収入を得られる会社への転職にチャレンジしてみましょう。

給料が高い仕事の特徴

給料が高い仕事の特徴

給料が高い仕事の特徴を把握していれば、転職先選びがスムーズに進みます。

ここでは、給料が高い仕事の特徴を解説しますので、参考にしてみてください。

社員数が多い会社であること

給料が高い仕事ができる会社は大企業である傾向が強いので、必然的に社員数が多いです。

以下の表を見てみてください。

事業所規模 平均給料
10人未満 3,340,000円
5,000人以上 4,123,000円
参照元:国税庁「令和4年民間給与実態統計調査 (第11表) 事業所規模別の平均給与」(参照 2023-09-26)

このデータが示す通り、社員数が多い会社の方が給料も高い傾向にあります。

社員数が多いと生産性を高めて事業の規模を広げやすくなるので、必然的に収益も上げやすくなります。結果、従業員の賃金が上がりやすいです。

社員数が多い会社はブランド力を活かして効果的なマーケティング戦略もできるので、さらに売上を拡大できます。また、多くの協力会社と提携し、専門的な仕事を分担することで、設備投資や社員教育などの費用を削減することも可能です。

さらに、昇進や昇給の機会も多く、キャリアの成長が期待できます。

このような環境が整っているので、社員数が多い企業への就職は、給料を重視する方にとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。

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個人の成績が給与に反映される業種であること

給料が高い仕事の特徴の一つに、個人の成績(業績)が給与に直接反映される業種であることも挙げられます。

なかでも営業職は、個々の成績が給与に大きな影響を与え、やる気と成果が評価されやすいです。

特に、完全歩合制の給与システムがある場合、自身の努力次第で初年度から大卒者を上回る給与を得ることができるでしょう。その分仕事は忙しくなりますが、努力して高い成果を達成すれば、ボーナスやインセンティブが増額されて目に見えて給与がアップするので、高収入を目指しやすいでしょう。

資格が求められる専門職であること

特定の資格が求められる専門職も、給料が高い仕事であることが多いです。

医師や弁護士といった、学歴や長時間の勉強が必要な資格でないといけないわけではありません。たとえば、掘削・発破工や金属・建築塗装工といった職種も、特殊な資格を取得することで高収入の職に就けます。

宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーなども、高卒の方が取得できるおすすめの資格です。

資格を要求される専門職は、その分野において高度な専門知識や技術を持っていると認められます。資格が必要な仕事は誰でもできる仕事ではないため希少価値があり、高収入につながりやすいです。

また、一つの資格だけでなく、複数の資格を取得することでやる気のアピールになり、現職での昇給や転職先での評価につながるといったケースもあります。

昼夜関係なく働ける仕事であること

給料が高い仕事の特徴の中には、昼夜を問わず柔軟な労働時間が設定されている仕事もあります。たとえば、医療職や介護職、警察官などは24時間体制で必要とされる職種で、夜勤や交代勤務があるのが一般的です。

深夜勤務は日中の勤務に比べて高い給与が支払われるので、収入を効率的に増やしたい人にとっては魅力的な選択肢でしょう。

ちなみに夜勤にはいくつかの種類があり、夜勤だけに特化した職場、2交替制や3交替制などの勤務システムを採用する職場までさまざまです。

夜勤の選択肢は多いので、自分のライフスタイルに合った働き方を選ぶといいでしょう。

また、昼夜関係ない仕事には、ナイト系スタッフの仕事もあります。店舗によっては深夜から早朝まで営業しており、勤務形態はシフト制や2交替制や3交替制が主流です。また、学歴・経歴不問かつ、成果が給料に反映されやすく昇給・昇格しやすい高収入求人が多いことでも知られている業界です。

高卒で給料が高い業種に転職するためのコツ

高卒で給料が高い業種に転職するためのコツ

給料が高い業種に転職するためには、転職活動の時期や会社選びといったコツがあります。

ここでは、高卒で給料が高い業種に転職するためのコツを解説しますので、参考にしてください。

なるべく20代のうちに転職する

給料が高い業種に転職するためには、なるべく若いうちに行動することが大切です。

30代を超えてくると、未経験での異業種への転職自体が難しくなります。採用する立場からすると、指導する立場の人より若い人を採用した方が指導しやすいといった事情があるため、同じような能力の人の場合は若い人を採用する傾向があります。

また、入社後に段階的に昇給する企業が多いため、同じ年齢であっても社歴が長い人の方が給与が高いといったケースも珍しくはありません。

そのため、できるだけ若いうちから転職してステップアップしておくと、将来的に高収入を実現しやすくなります。

ただし、キャリアがあれば30代でも転職はできるので、焦って就職先を決めるのではなく、まずは情報収集からトライしてみましょう。

非正規雇用からのステップアップを目指す

給与が高い大企業・有名企業の場合、正規雇用は大卒が優遇される可能性があります。

そのため、高卒の場合はいきなり正規雇用を狙うのではなく、非正規雇用で入社した後に正社員登用制度を利用して正社員になるといった手もあります。

ただし、正社員登用に積極的ではない会社もあり、必ず正社員になれるという保証はありません。

実際に正社員登用の実績があるのか、どんな条件で正規雇用になれるのかを、入社前に必ずチェックしておきましょう。面接で説明してくれる企業もあるので、気になる企業があるなら、ひとまず非正規雇用の選考に応募してみるのも選択肢です。

実力重視の会社を選ぶ

実力重視とは、勤続年数や年齢、学歴よりも仕事の成果や成績で評価されることを指します。

そのような風潮がある企業では、自分より年下や短い社歴の人が高い給与を得る場合もあるでしょう。また、大卒者よりも高卒者の方が実績が上であれば、大卒者の給与をいきなり上回ることもあります。

実力主義で給与が高い会社であれば、高卒の人も高収入を得られやすいでしょう。

自身のポテンシャルをアピールする

給料が高い未経験の業界・職種に転職するには、自身のポテンシャルを上手くアピールすることがカギになってくるでしょう。ポテンシャルとは、潜在的な能力・将来性のことです。

「今の自分のスキルや実績から、会社にとってどんな貢献ができるか」をアピールし、具体的にその会社に入った後の自分を面接官にイメージさせることができたら、採用にグッと近づきます。

転職先の業務経験がなくても、やる気や自身のポテンシャルをアピールすることで、就職につながる可能性があります。履歴書の段階からしっかり熱意を伝えることが大切です。

資格を取得して専門スキルをレベルアップさせる

給料が高い業種に転職するなら、資格を取得して専門スキルをレベルアップさせるのも一つの方法です。

たとえば英語関連ならTOEICが広く知られており、応募条件にTOEICのスコアが含まれる企業も多いです。また、国家資格である公認会計士や税理士は、合格すれば士業の事務所で内定をもらいやすくなりますし、たとえ業務経験がなくても仕事への熱意や理解を示すことができます。

資格は自身のスキルを客観的に証明してくれる材料となるため、転職したい業界に関連する資格を取得しアピールすることもオススメです。

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高卒に強い転職エージェントを利用する

高卒に強い転職エージェントを利用することもおすすめの方法です。転職エージェントには、それぞれ特徴がありますので、登録前に求人情報やサービス内容を確認して、高卒向けの求人を取り扱っているかどうかを確認しておきましょう。

転職エージェントのなかには、一般の求人サイトでは掲載されていない独自の求人情報を持っていて、高卒者に特化したサービスを展開している業者もあります。

転職エージェントを活用することで、待遇の良い企業に転職できる可能性があるでしょう。

高卒は転職に不利だと思い込まない

今の時代、高卒であることが必ずしも不利に働くわけではありません。

これまでの経験やスキルを重要視する企業も増えてきているので、「高卒=不利」と思う必要はないのです。

むしろ、高卒は転職に不利だと自分で思い込んでしまうと、自信を失ってしまいせっかく良い求人情報があっても可能性を狭めてしまうことにつながってしまいます。

これまでに得た知識と経験を活かし、自分に自信を持ってしっかりアピールすることを心がけて転職活動を成功させましょう。

高卒で高収入を目指せる仕事12選

高卒で高収入を目指せる仕事12選

高卒でも高収入を目指せる仕事とは、具体的にどんな仕事なのでしょうか。

ここでは、ITエンジニアや営業職など高卒で高収入を目指せる仕事を12種類紹介します。

ITエンジニア

ITエンジニアは高度な知識やスキルが必要ですが、高卒でも高収入を目指せます。エンジニアの仕事は、バグの修正・コードの改善・デバッグなどの対応や、仕様書・マニュアル整備などです。

最初は単調な仕事もありますが、日々の作業を積み重ねていくことで自己成長やスキルアップにつながります。また、クライアントへのヒアリングや上流工程の仕事ができるようになれば、さらなる高収入につながります。

この業界では、学歴よりも実力やスキルが重要視されるので、高卒でもスキルを持っていればチャンスがあるでしょう。

業務経験がない場合、独学で勉強して資格を取得したり、練習で実際にプログラムを組んでみたりといった取り組みが採用で有利に働きます。

営業職

営業職は学歴よりも実際の売上や成果が重要視されることが多く、高卒でもチャンスがあります。売上を伸ばせば評価が向上し、収入に直結する世界です。

お客様とコミュニケーションを取り初対面の人であってもフランクに話せる人は、顧客との関係を築きやすく、営業職に向いているでしょう。

お客様に喜んでいただけたり、売上など成果が上がったりといったモチベーションが上がりやすい要素も多い仕事でもあります。

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建設作業員

建設現場の作業員は実力や成果が重要視されるため、高卒でも高収入を目指せます。成功するには技術の向上がカギなので、自身のスキルを磨き、いかに現場で活かせるかが大切です。

また、建設業は多くの作業員が協力して一つの建物を作るので、監督や他の作業員とコミュニケーションをとりながら、段取りを考えて進めていく仕事でもあります。

専門の資格を取得したり、現場監督まで昇格したりすれば、収入をさらに伸ばすことも可能です。

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公務員

一部の公務員は高卒からでもなることができます。

公務員試験は一般的に「高卒程度」「短大・専門卒程度」「大卒程度」などに区分されていますが、これらはあくまで試験の難易度の目安であり応募資格ではありません。そのため、高卒の方でも高卒程度の試験を受験すれば、無理なく合格することが可能です。

ただし、国家公務員の公安職といった一部の試験では受験資格が大卒以上だったり、年齢制限を設けていたりする場合もあるので、受験時には必ず受験条件をしっかり確認しましょう。

また、公務員と言っても幅広い仕事があり、配属先は選べないケースもあります。安定感がある代わりに仕事を選べないことがある点も理解しておきましょう。

運送ドライバー

運送ドライバーも実力や成果が重要視され、高卒でも高収入を目指せる仕事です。

物流センターや工場から荷物を積み込み、トラックなどを運転して顧客の元へ配達するのが仕事です。配達が始まると基本的に一人での作業となるため、自分のペースで仕事を進められます。

また、運送ドライバーは、力仕事で長時間拘束されることから体力的に負担が大きい仕事なので、やる気や体力がある方におすすめです。

ドライバーの高齢化とネット通販の成長に伴う貨物量の増加などが重なり人手不足なので、需要は高く、好条件の求人情報が見つかりやすい仕事でもあります。

介護職

介護職は体力や介護スキルが最重視される仕事です。

無資格や未経験から働き始めることもでき、介護福祉士などの資格を取得すれば資格手当をもらえます。資格手当は、介護職員初任者研修・実務者研修・介護福祉士の順に応じて増額されることが多いです。

また、夜勤手当が出る夜勤を積極的にすれば、収入アップにつなげることも可能です。

介護士は利用者や家族とのコミュニケーションも大切な仕事なので、人のお世話をすることで充実感を感じられる人には、介護職が向いていると言えるでしょう。

インフラ業界(電気・ガス・熱供給・水道業)社員

「電気・ガス・熱供給・水道業」とくくられることが多いエネルギーや生活インフラを提供する仕事は、人の日常生活に欠かせない公共事業でもあります。

一部の企業で独占されている業界でもあるので、非常に安定性が高い仕事でもあります。そのため、高卒から入社しても、高収入を目指しやすいです。

職種は幅広く、営業職、事務職、機械の製造・運転、メンテナンス・保守などさまざまです。転職の場合は職種ごとに求人が出ていることがほとんどなので、まずはインフラ業界でどのような仕事があるのか調べていきましょう。

農業従事者

農業は学歴に関係なく高収入を目指しやすい業種です。小規模な面積の農地でも付加価値の高い農産物を生産すれば、高い収益を期待できます。

たとえば、個人経営のレストランなどと直接契約を結び、需要のある野菜を少量生産すれば、農地の面積が少なくても収益が増やせます。また、特別な製法で高糖度のトマトを生産するといった、珍しい農作物を販売すると高価格がつく可能性が高いです。

最近は農産物生産者と消費者が直接つながるネット販売などもあるので、マーケティング戦略を工夫することでさらなる高収入が期待できるでしょう。

ただし、農業は天候によってかなり生産量が左右されることがある業界という点には注意が必要です。

不動産業界の営業

不動産業界の営業職は高卒から高収入を目指しやすい仕事です。

不動産業界でも高卒と大卒の間には給与の格差はあります。ただし、「不動産販売」の分野は歩合制度によって給料額が大きく変動するので、高卒社員が大卒社員の年収を上回るケースも多いです。

不動産の仲介は一つの契約で動く金額が非常に大きいため、「歩合給(インセンティブ)」の金額も高い傾向にあります。契約数が増えれば増えるほど臨時収入が入るため、個人の業績を上げれば学歴による年収の差を一気に逆転できる可能性は高いです。

営業職に抵抗がない人であれば、挑戦してみる価値は大きいでしょう。

ホテルスタッフ

ホテルや旅館などの宿泊施設のスタッフは、高卒でも高収入を目指しやすい業種です。

ホテルの規模や格などはあまり関係なく、宿泊費の高いラグジュアリーホテルであっても、高卒で応募可能な求人情報が多く見られます。

宿泊施設では接客スキルと、外国語スキルが求められます。また、顧客情報を管理する上では簡単なパソコン操作なども必要です。

おもてなしの精神は一朝一夕に身につくものではありませんが、日々努力していくことで、自分自身の成長が感じられるでしょう。接客スキルを上げて、さらにスタッフの管理までできるようになれば、高収入を得られる可能性が上がります。

総合商社の営業

総合商社での仕事は高卒でも高収入を目指しやすいです。

とくに、国内での仕事よりも競争率が低い海外での現地採用を探してみるといいでしょう。

総合商社は世界中で様々な商品の取引を行っていて、自分自身の経験や知識をもとに在庫リスクを考慮して適切な数と価格を決めていきます。

総合商社の中途採用は実績重視で即戦力になるかどうか、という点が一番大切になります。

海外勤務の経験があり、行動力とコミュニケーション能力がある方におすすめです。

時には億単位の取引もあり、やりがいを感じられると同時に高額な給料も期待できます。

ナイト系スタッフ

ナイト系スタッフは、内勤で接客やキャストの管理などを行う店舗スタッフ、キャストを送迎するドライバーをはじめ、Webスタッフ、カメラマンなどさまざまな職種に分かれています。

ナイト系は学歴・職歴を一切問われず、やる気や入社後の実力がすべての世界です。

特に店舗スタッフは短期間で管理職に昇進しやすく、短期間で店長になることも可能です。

店長になれば同世代の平均年収を大きく上回る高収入が得られます。1日で高額なお金が動く業界でもあるので、なかには年収で数千万円以上を稼ぐ人もいて、夢のある仕事とも言えるでしょう。

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今から年収や生活レベルを上げていきたい方は、ぜひ高卒から稼げる可能性が高い「給料のいい仕事」に絞って転職活動をしていきましょう。

また、記事中でも紹介しましたが、ナイト系の仕事は学歴に関係なく高収入を目指している人におすすめなポイントが多いです。

ナイト系の仕事が高収入な理由
・単価が高いサービスを提供しているので、スタッフの給料が高い
・昇給・昇進の機会が多く、評価がすぐに給与やポジションに反映される
・基本給に加えて歩合給や各種手当が支給される場合が多い

ナイト系スタッフは接客がメインなので特別な学歴や経験、資格も必要ありません。

アルバイトや業務委託の求人も出ているため、副業としてナイト系の仕事を始めてみて自分に合うかどうか確かめてから正社員を狙うといった選択肢もあります。

興味がある方は、ぜひ求人情報をチェックしてみてくださいね。

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