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大学中退を考えているけど、本当にしてもいいのかわからず先行きが不安
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大学を中退したあとはどうすればいい?
このように大学中退を考えてはいても、将来的にマイナスになるのではないかというイメージを持っている方が多いかと思います。
しかし、実際は大学を中退してもなんとかなります。
本記事ではその理由を詳しく解説していくほか、大学中退を後悔しないためにすべきことや、大学中退者のキャリアなど、有益な情報をまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
大学を中退してもなんとかなる理由は3つ
大学中退してもなんとかなる理由として、以下の3つが挙げられます。
- 大学中退しても就職できるから
- 就職後の仕事の評価に学歴は関係ない場合が多いから
- 学歴に関係なく活躍している人はたくさんいるから
「大学中退=人生の終わり」と悲観的になってしまう人もいますが、大学を中退したからこそ叶えられる夢や目標もたくさんあり、むしろ「新たな始まり」と捉えることができます。
その後の人生においては、立ち回り次第で大学中退はさほど問題にならないケースが多いです。
自分の行動次第で人生はいくらでも良い方向へ変えられます。
大学中退していても就職できるから
独立行政法人が公表しているデータによると、大学中退者(男性)の39.5%は正社員として就職していて、無業者は12%程度です。
つまり、大学を中退しても就職できるチャンスは十分にあります。
しかし、応募条件が「大卒以上」の求人がある以上、確かに大卒者と比べると大学中退者の就職のハードルは多少高くなります。
大学中退者は「新卒採用」の求人には応募できず、「中途」扱いになるのが一般的です。
新卒採用であれば業界・職種未経験で入社できる企業の選択肢が多いですが、中途採用の場合は同業界・職種での職歴や特定の資格の有無などを重視する企業が多数あります。
そのため、大学中退者は大卒者に比べて就職先が限られているのは事実です。
とはいえ、中小・ベンチャー企業に絞れば、学歴を重視せずに採用している企業が多いです。
面接では高確率で「大学を中退した理由」を聞かれるので、前向きに伝えられるようにしましょう。また、中退後に学んだことや、今後の目標を合わせて伝えられると面接官に好印象を与えられます。
そして、少しでも就職活動を有利に進められるように、希望の仕事をする上で武器になりそうな資格・スキルを習得するのも手です。
たとえば、日商簿記検定2級、宅地建物取引士、ITパスポート試験などは、独学でも取得しやすいといわれています。プログラミングやWebデザインといった実践的なスキルを身につけたい方は、プロ講師の手厚いサポートを受けられるオンラインスクールを利用するのもおすすめです。
志望先の業界や職種を研究して、採用される確率を上げる努力をすれば就職は可能です。
独立行政法人「大学中退者の就労と意識に関する研究」(参照 2024-06-04)
就職後の仕事の評価に学歴は関係ない場合が多いから
前述のとおり大学中退者は就職活動で苦労する場面はありますが、就職してしまえば大半の職場で学歴は関係なくなります。
実際に働き始めると、仕事に取り組む姿勢や業務成果が評価基準とされます。
大卒で業務成績が悪い人より、高卒で業務成績が良い人の方が高く評価されるのが一般的なので大学を中退したせいで評価に影響が出ることはほぼありません。
長期的な視点で見ると、就職前の経験よりも、就職後の頑張りの方が人生を豊かにする上ではるかに大切な要素です。できるだけ早く気持ちを切り替えて、これからを考えて行動をすれば問題はありません。
とはいえ、職場によっては学歴で初任給やその後の給与のベースが決定されていたり、昇格試験を受ける際に大卒者が優遇されたり、学歴派閥があったりするケースは残念ながらあります。
大学中退者が不利にならない環境で働くためには、入社前に評価制度や昇給・昇格基準などをしっかり確認しておくことをおすすめします。
学歴に関係なく活躍している人はたくさんいるから
最終学歴が中卒・高卒でも第一線で活躍している人がたくさんいます。なかには高卒で起業して社長になった人も存在します。
たとえば、誰もが知っているような有名企業の「Apple Inc.」や「RIZAPグループ株式会社」、「株式会社ZOZO」の社長の最終学歴は高卒です。
- 【最終学歴が高卒の有名社長】
- ・亀山敬司:合同会社DMM.com
・瀬戸健:RIZAPグループ株式会社
・前澤友作:株式会社ZOZO
・スティーブ・ジョブズ:Apple Inc.
・鎌田和樹:UUUM株式会社
・河村泰貴:株式会社吉野家ホールディングス
・平林朗:株式会社エイチ・アイ・エス
・羽鳥兼市:株式会社IDOM
世の中、学歴が全てではありません。
大卒という学歴がなくても社会で成功している人たちに共通する特徴は、「事業への情熱」や「明確なビジョンを持ち、継続的な努力を惜しまないこと」です。
大学中退後にどう仕事と向き合うかでその後の人生は決まります。
大卒中退後に後悔しないためにできること
大学を中退してもなんとかなるのは事実ですが、何も考えずに勢いで大学を中退するのは危険です。
一度中退してしまえば、再び大学入学試験を受けて合格しない限り、大学生に戻れなくなってしまいます。「なぜ中退するのか」という理由をはっきりさせ、中退したあとの過ごし方についても具体的にしっかり考える必要があります。
大学中退を検討している方は、ここで紹介する下記の内容をチェックしてから慎重に判断しましょう。
- 中退の理由を考えて本当にすべきかどうか検討する
- 大学中退前に保護者に相談する
- 中退前から中退後の目標に向けたアクションを起こす
中退の理由を考えて本当にすべきかどうか検討する
大学中退を検討している方は、まず「中退したい理由」を明確にしましょう。
頭の中だけで考えるのではなく、「自分はなぜ大学中退したいと思っているのか」を箇条書きで書き出して、考えを整理してみてください。
- 違う分野の勉強をしてみたくなった
- 勉学よりも今すぐやりたいことが見つかった
- 経済的に学費を払うのが厳しくなった
- 病気やケガの治療に専念したい
- 人間関係が上手くいかず大学生活がつらくなってきた
というようにさまざまな理由があるかと思いますが、「本当に中退以外にとれそうな選択肢がないのか」についても同時に考えてみるのがおすすめです。
- まずは転科・学部変更試験や他大学への編入試験を受けてみる
- 長期休みを利用してインターンシップに参加する
- アルバイトや業務委託として学業と平行して仕事をしてみる
- 在学しながら起業の準備をする
- 休学して一時的に大学から離れる
というように、中退しなくても叶えられる場合があります。
一人で結論を出すのに不安があるなら、大学のキャリアセンターで相談し、客観的な意見を聞いてみましょう。
今とれる別の選択肢を提示してくれたり、自分にはなかった考えを聞いて気持ちが変わったりすることもあるので、冷静に結論を出せる可能性が高まります。
大学中退前に保護者に相談する
保護者がいる場合は、大学中退前に必ず相談しましょう。
退学届には保証人の署名・印鑑が必須です。基本的に保護者が保証人となっているケースが多いので、その際は「親の同意」がないとそもそも大学側に受理してもらえません。
署名・捺印を偽って退学届を提出したとしても、「本人と保証人の筆跡が同じ」「本人印と保証人印の印影が同じ」といった場合は不備とみなされます。退学届に不備があると保護者に連絡がいくほか、大学によっては書類の不備がなくても親元へ確認の連絡を入れたり、退学前に保護者を交えての面談を行ったりするケースがあります。
また、運よく退学届が受理されたとしても、親が学費を支払っている場合はバレるのも時間の問題と言えます。
特に保護者が学費を支払っている場合は、相談なしで勝手に退学をすると、親との関係が悪化してしまう可能性が高いです。
大学を中退したいというしっかりとした理由と、中退後にやりたいことを具体的に伝えられれば、納得してもらいやすくなります。また、「働きながら払ってもらった分の学費を返したい」という気持ちを伝えられると、本気度が伝わりやすくなります。
中退前から中退後の目標に向けたアクションを起こす
大学を中退する前に、必ず大学通学の代わりにやりたいことを明確に決め、中退する前から目標に近づくための具体的な行動を起こしましょう。
大学を中退する前から目標に向けた事前準備を始め、具体的な行動を起こすことが、中退後の人生を成功させるカギとなります。
中退して何を達成したいのか明確なゴールを設定すると、今取り組むべき事柄がわかるだけでなく、本当にその目標でやっていけるのかといった判断がしやすくなります。
【中退する前からできる行動の例】
- 目指している業界・職種のリサーチ
- インターンシップやボランティア活動
- 資格取得
- 業界のイベントやセミナーに参加して人脈をつくる
- アルバイトや業務委託として実際に働いてみる
- 短期・中期・長期的な目標を具体的に設定する
大学を中退してから、その後の目標を考え始めるのは非常に危険です。
中退前であれば、実際に行動してみてイメージ通りにいかなかった場合でも、大学生活を続けながら試行錯誤ができます。
準備をせずに中退してしまうと、自分のやりたいことよりも目先の生活費を稼ぐために仕事をせざるを得なくなり、長期的なキャリアの目標を定める余裕がなくなります。
とりあえず就いた仕事に追われてしまったり、人生に絶望してニートになってしまったりして、「いつまでも希望の職に就けない」「生活するだけで精一杯」といった事態に陥るのは避けたいところです。
大学中退者のキャリアパス7選
大学中退後の目標は決まっても、叶える方法がわからない方は多いかと思います。
ここでは、大学中退者のよくあるキャリアパスや、就職成功へのロードマップをご紹介します。
- 就職エージェントを使って就職活動をする
- 派遣社員やアルバイトから正社員として就業する
- 公務員として就職する
- 難易度の高い国家資格を取得して就職する
- 専門学校へする
- 会社を起業する
- 学歴に関係なく活躍できるナイト業界に就職する
自分の現時点での希望と照らし合わせながらチェックしてみてください。
就職エージェントを使って就職活動をする
大学中退後にすぐに就職をする場合は、一人で闇雲に就職活動を始めるのではなく、就活エージェントを利用するのがおすすめです。
大学在学時に「大卒の新卒枠」として就活を始める際は、多くの企業が一斉に始める大卒向けの新卒採用があるので、就職先の候補が多いです。また、大学のキャリアセンターの支援も受けられます。
中退の場合は「高卒かつ既卒」になります。高校卒業から3年が経っていなければ「高卒の第二新卒」として扱われるケースもありますが、大学中退者は「第二新卒」ではなく「既卒」扱いをする企業も少なくありません。
就活のノウハウがないと苦戦する場合もあるので、プロのアドバイスをもらいながら、できるだけスムーズに就職できるよう支援してもらうのが手っ取り早いです。
【就職エージェントを活用するメリット】
- 就活のプロから専門的なサポートを受けられる
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 大学中退者向けの業界・職種・企業を提案してもらえる
- 面接の日程調整や交渉をしてくれる
就活エージェントは履歴書の添削や面接対策なども無料で行ってくれるため、就職活動に不安がある方にとっては心強いです。
大学中退者向けのサービスを展開しているエージェント会社もあるので、できるだけ自分が求めるサービスが含まれているエージェント会社を選んでみてください。
ただし、全ての就職エージェントが質の高いサービスを提供してくれるわけではありません。利益を優先して求職者に適さない求人を手あたり次第に紹介するエージェントもあるのは事実です。
口コミを参考にして信頼できるエージェントを見極め、自分の希望条件をしっかり伝えることが重要です。
また、エージェントに頼りすぎてしまうと、自分の本来の目的や希望を見失ってしまう可能性もあります。エージェントのアドバイスを参考にしつつ、自分でも積極的に情報収集を行って主体的に就職活動をするようにしましょう。
派遣社員やアルバイトから正社員として就業する
大学中退者でも正社員として就職することは可能ですが、中途採用は即戦力を求める企業が多いため、簡単な道のりではありません。
まずは人材派遣会社の「紹介予定派遣」や、希望の企業でアルバイト・契約社員として働いてから「社員登用制度」を利用するなどして、将来的に正社員を目指すのも選択肢です。
- 【紹介予定派遣とは】
- 派遣社員として一定期間(平均3〜6ヶ月)働いたあとに、その企業に直接雇用される仕組みです。職場環境や仕事内容を確認した上で正社員になれるメリットがあり、企業と求職者のミスマッチを防ぎます。
- 【社員登用制度とは】
- アルバイトやパート、契約社員といった非正規として働いている人が、その企業が定める正社員試験などを受けて合格すると正社員として雇用してもらえる仕組みです。企業によって制度の有無や登用条件は異なります。
いずれも、職場で働きぶりを評価された場合に、正社員として雇用してもらえるという制度です。
これらの制度を使えば、大学中退からすぐに正社員採用は難しいような大手企業や有名企業などの正社員になれる可能性もあります。
学歴よりも人柄・ポテンシャルが重視されやすい業界を狙うと、可能性がグッと上がります。ちなみに、大学中退者におすすめの業界や職種の例は以下です。
- 参考
- ・IT業界
・建設業界
・介護・福祉業界
・飲食業界
・販売・接客サービス業界
・営業職
・事務職
努力次第で成功しやすい分野のため、学歴や経験に関係なく安定したキャリアを築きやすいです。
公務員として就職する
「公務員は大卒者しかなれない」と思っている方もいますが、実は公務員の2〜3割は最終学歴が高卒です。一部の職種を除き、公務員試験は学歴・職歴といった受験資格を設けておらず、試験さえ突破できれば大学中退者でも十分に合格を目指せます。
ただし、「31歳以下」「40歳未満」というように年齢制限を設けている試験が大半なので、その点は注意が必要です。
大学中退者が公務員を目指す場合、「高卒程度」や「大卒程度」と区分されている公務員試験の中から、自分の学力に合った試験を受験しましょう。
ちなみに、公務員の初任給は受けた試験の区分によって下記のように変動します。
試験区分 |
地方公務員 |
国家公務員 |
大卒程度 |
187,623円 |
222,240円 |
高卒程度 |
154,067円 |
154,600円 |
受ける試験区分によってその後の昇給額、生涯年収にも差が出ます。
難易度の高い国家資格を取得して就職する
大学中退者の最終学歴は高卒なので、大卒者と比べるとどうしても就職先が限られます。
しかし、下記のような難易度の高い士業の国家資格を取得できれば、高収入を実現できる可能性はかなり上がります。
- 参考
- ・弁護士
・公認会計士
・税理士
・司法書士
・行政書士
・社会保険労務士
社会保険労務士以外は、最終学歴が高卒のまま取得できる資格です。
社会保険労務士の場合、基本的に卒業要件を満たす単位を62単位以上取得していることを証明できれば、大学中退者も受験できます。
どの資格も、持っているだけで採用が有利になるほどの効力があります。
また、いずれは士業として独立することも可能なので、働き方や収入の幅がかなり広がる資格ばかりです。
- 【士業とは】
- 士業とは、法律に基づいた専門資格の取得が必要な職業の総称です。
実際、難関試験の勉強に専念するために大学を中退したり、大学卒業後は就職せずに勉強に専念したりする人もいます。
とはいえ、上記の資格は合格までに数千時間の勉強時間を要したり、受験資格を得るための条件をクリアしたりする必要があるので、大学中退者でなくても合格は至難の業です。
勉強をする意志が弱かったり、勉強の仕方を間違えてしまったり、勉強に集中できない環境に身を置いてしまったりすると、数年かけても合格できず無職の期間が長引いてしまうリスクがある点は注意しましょう。
専門学校へ進学する
就きたい職業が明確に決まっている場合、大学中退後に専門学校へ進学して手に職をつけるというのも有効な選択肢です。
たとえば、理学療法士、美容師、保育士など専門性の高い仕事は、専門学校へ進学して必要な資格・スキルを習得するのが就職の近道となります。
また、専門学校を卒業すると最終学歴が「専門学校卒」になり、専門学校の新卒として就職活動を進められます。新卒採用は実務未経験でも応募できる求人が多く、メリットが大きいです。
ただし、専門学校では特定の分野に特化した教育を受けるため、就職先はその分野に限定されるのが一般的です。そのため、途中で他の分野に進みたいと思っても簡単に進路変更はできません。
やりたいことが定まっていないのに、「とりあえず資格がほしいから」といった理由で専門学校へ進学するのは避けましょう。
会社を起業する
起業は学歴に関係なく挑戦でき、成功すれば会社員として働くより高収入を手に入れられる可能性があります。
ただし、近年は大学在学中に会社経営をする「学生起業」という方法も主流です。
会社経営を安定させるには膨大な時間と労力が求められるほか、初期費用や経営資金の確保などの経済的な負担が大きくなります。さまざまなリスクが伴うだけでなく、もちろん必ずしも成功するわけではありません。
学生起業のメリットはリスクの分散ができるという点です。万が一起業に失敗した場合でも、切り替えてすぐに「ただの学生」に戻れます。
また、学生向けの起業支援制度や、厚生労働省が支給しているキャリアアップ助成金を活用すると、まとまったお金を用意できない学生でも起業を実現しやすくなります。
このように在学中でも起業は実現できるので、大学を中退してまで会社経営をすべきかどうかは、慎重に考えて判断する必要があるといえるでしょう。
学歴に関係なく活躍できるナイト業界に就職する
「学歴がなくても稼げる仕事に就きたい」と考えている大学中退者におすすめの業界に、ナイト業界(ナイトレジャー産業)があります。
ナイト業界は、学歴・職歴・資格などは一切関係なく就職でき、実際に中卒・高卒者がたくさん活躍しています。完全未経験でも月給30万円ほどからスタートできる求人が豊富に出ており、給与水準が高めなのもポイントです。
また、実力主義の世界なので、やる気と成果があればスピード昇給・昇格を狙いやすい業界でもあります。
ナイト業界と聞くと、店舗スタッフや送迎ドライバーを想像する方が多いかもしれませんが、実はWebデザイナー、Webサイト運営、カメラマンといった職種もあり、興味のある職種から業界に飛び込めます。
一般的な求人サイトにはナイト業界の求人は載っていないため、知る人ぞ知る穴場求人といえるでしょう。気になる方はぜひナイト業界の専門求人サイトをチェックしてみてください。
大学中退してナイト業界に入った人のその後の人生をご紹介【実話】
ナイト業界が気になってはいるものの、「なんとなく尻込みしてしまう」という方もいるかと思います。
ここでは、ナイト業界に就職して成功した大学中退者5名の実体験をご紹介します。
ナイト業界に就職する経緯や、成功するまでの道のりがわかる体験談なので、さっそく見ていきましょう。
大学中退後に不安定なフリーターから店長
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大学2年生の冬に退学し、大学中退後はやることもなくてしばらく適当にフリーター生活をしていました。
アルバイトを8年ほどやっていたんですが、あとから入ってきた正社員の人に振り回された挙句、立場はいつまで経ってもバイトのままでした。そしてコロナ襲来でお客さんがかなり減ってしまい、バイトの身だった自分は真っ先にクビに…。
その後に友人の紹介でナイト業界に正社員として足を踏み入れました。今の目標は店長になることです。やるからには上を目指したいですし、いつクビになるのかとビクビクするのではなく、自分の判断で店を切り盛りできる店長になりたいです。ナイト系はそのチャンスをすぐにくれる業界なので、「人に使われたくない」って人にはおすすめできます!
大学中退後にフリーターをやるぐらいなら、さっさと正社員としてこの業界に飛び込んでいれば良かったなと思います。
この方は大学中退後にフリーターという不安定な立場で働いていましたが、正社員としてナイト系の仕事に就いてから、前向きな人生を送っています。
自分に合う天職が見つかりやりがいに
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大学は友達と遊ぶのがとにかく楽しくて毎日遊びまわっていたので、単位を落としまくって進級できませんでした。休学を挟みながらも、結局卒業はあきらめて中退しました。
大学中退後は、内装業者の手伝いを2年ほどしていたんですが、職人気質が強い仕事は自分には向いていなかったです。給料も安くて、モチベーションは全然上がりませんでした。
そんなある日、飲み会で知人からナイト業界について熱弁され、聞けば聞くほど興味が湧いてきたんです。あまり接客経験がなかったため、入社直後は苦労しましたが、とにかくがむしゃらに働きました。
入社から3年経った今は、管理業務やカメラを使った撮影業務を任されています。ナイト業界は頑張った分がしっかり給料として返ってくるのがうれしくて、入社してから現在まで「不安」や「つまらない」といった感情を抱いたことがありません。
結果が目に見えてわかるので、やりがいが大きいです。あんなに何をやってもやる気が出ないと言い訳してた人生だったのに、自分でもびっくりしてます。まさにナイト業界への転職は人生の転機でした。
この方は、それまで選んできた道が合わず挫折が多い人生だったものの、すぐに成果が収入に現れるナイト業界でやりがいを感じる機会を多く得られたことで、気持ちがネガティブになることがなくなりました。
大学中退から目標以上の高収入を実現
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バスケのスポーツ推薦で大学に進学しましたが、チームで上手くやっていけずに1年足らずで中退して地元に戻らざるをえなくなったのが中退の理由です。中退後は迷走していて、いろんな仕事を点々としました。
耐えられなかったのが、大卒の友人と比べて給料が安すぎること。そもそも実質高卒になってしまいましたし、大卒の平均年収を稼ぐのも夢のまた夢に思えました。恥ずかしくてだんだん昔の友人に会うのも億劫になって、どうしても友人以上に稼ぎたいという気持ちが強くなってコンプレックスみたいになっちゃったんです。
そんなときにネットで見つけたのが「学歴不問で年収1,000万円を稼げるチャンスがある」って書いてあったナイト系の求人です。これだと思いました!実際入ってみると、確かに学歴は一切見られず、「数字を達成できたら昇給」「この業務ができたら昇格OK」といった感じで、やる気があればすぐに収入が上がる環境でした。
そして、ひたすら仕事に向き合っていたら、気づけば幹部候補にまでなっていて、年収は大卒の平均年収を超えていたんです!僕みたいに学歴コンプレックスがある人や、学歴関係なく稼いでやるって気持ちが強い人は、ナイト系が向いてると思います!
この方は、大卒の友人より給料が安すぎることに強いコンプレックスを抱いていたものの、「学歴不問で年収1,000万円」というキャッチコピーに惹かれ、ナイト系業界に飛び込んだ結果、大卒の平均年収を超えるほど稼げるようになっています。
ニートから店長に!夢は大富豪になること
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大学は親の希望で入ったものの、なんとなく雰囲気が合わずに2年目で辞めてしまいました。地元の町工場に就職してもすぐに他の業界に移りたくなって転職活動をしたものの、具体的にやりたいことがなくてグダグダ。ニートのままなんとなく5年が過ぎてしまいました。
「さすがに働かないと人生詰む」と思い、25歳で思い切ってナイト業界に就職したんですが、きっかけは「学歴・職歴は一切不問で稼げる」という求人を見て、飛び込んでみたんですね。面接に行ってみると、「大学中退・職歴1年未満・ニート5年」という点は本当にあまり気にされず、やる気さえあれば歓迎というムードでした。そしてあっさり正社員になれました。
僕がいる店舗では「この仕事ができれば給料アップ」というような昇給・昇格の明確な基準があります。ニートになる前に働いていた職場は薄給で、昇給もボーナスもなかったので、仕事へのやる気や夢はありませんでした。ナイト業界は頑張れば頑張るほどお給料が上がって面白いです。もっと稼いで将来は大富豪になってやるという夢ができました。
大学中退後の就職・転職活動が上手くいかず、5年ほどニートをしていたという方ですが、「学歴・職歴一切不問」で入社可能なナイト系に飛び込んだことで、大富豪になるという人生の夢ができています。
前職での悩みから解放され入社8ヶ月で店長に昇格
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将来はゲームをつくるのが夢で、プログラミングを学べる大学に進学しましたが、在学中に親が勤めている会社が倒産。うちは母子家庭で経済的な負担をかけたくなくて、自立して働くことにしました。
プログラマーは専門学校や大学を出ていないと難しそうなのであきらめて、営業職で働き始めました。でも家に帰れないほど忙しくて成果も出しているのに、給料はそれほどでもなく…。年功序列の環境で学歴派閥もあり、成果ではなく経歴で給料が決まるという人事評価に納得できず、5年半ほど勤めて結局退職してしまったんです。
当時の僕は「稼ぐことが実力の証」だと思っていました。それで稼ぎに上限がないイメージのあるナイト業界に転職したんですよね。今の店舗はオーナーの人柄に惹かれて入社を決めました。態度が良いとは言えない僕に対してもオーナーは真摯に向き合ってくれて、業務内容や給与についてとても丁寧に話してくれてこの人の下で働きたいと思いました。
入社8ヶ月ほどでひと通りの仕事を覚え、そのタイミングでなんと店長に抜擢されたんです。年収も倍近くに跳ね上がって20代のうちに年収1,000万円を実現!未経験で入社して1年も経っていないのに、大きなチャンスを与えてくれてありがたかったです。
この方は、年功序列や学歴で給与が決まってしまう前職に不満を抱き、ナイト業界に転職した結果、入社8ヶ月で店長に抜擢され、20代のうちに年収1,000万円を達成しています。
体験談から読み解く大学中退者がナイト業界で働くメリット
大学中退者がナイト業界で働くことになったきっかけやその結果など、5つの体験談を紹介しました。
各体験談の内容からわかるナイト業界で働くメリットは、以下の通りです。
- 学歴・職歴に関係なく活躍できる
- 資格・スキルがなくても挑戦できる
- 成果を上げられれば勤続年数に関わらず昇進できる
- 自分の頑張りが給与として反映される仕組みが高いモチベーションになる
ナイト業界は、過去の経歴や資格・スキルの有無を問わず、仕事へのやる気さえあれば正社員として採用される傾向があります。
また、自分の成果が収入に直結する仕組みが整っている企業がほとんどで、実力次第でスピード昇進も可能です。
大学を中退したことを後悔したくない人にとって、ナイト業界への転身はおすすめできるキャリアパスといえます。
大学を中退した著名人5選
後世に語られるような偉業を成し遂げた人物の中にも、大学中退者がいます。
ここでは、大学を中退した著名人をご紹介します。学歴よりも大切なものは何かを考えながら、チェックしていきましょう。
タモリ
日本のテレビタレント・司会者として知られているタモリ(森田一義)は、1年の浪人期間を経て早稲田大学に進学しましたが、わずか1年で中退に至っています。
多趣味なタモリは大学在学中にジャズ、マジック、落語などに熱中し、学業よりもクラブ活動に専念していたようです。学費を旅行費用に充ててしまい、授業料が払えなくなったことが中退の理由といわれています。
しかし、タモリの多趣味ぶりは後に芸能活動にも大きな影響を与えます。
1970年に赤塚不二夫との出会いがきっかけで芸能界に進出し、独特の話術や幅広い知識を活かして数々のテレビ番組で成功を収めました。
冠番組である「森田一義アワー 笑っていいとも!」は1982年から2014年までの32年間にわたって放送され、タモリはお茶の間の顔として国民的な人気を博しました。
秋元康
日本の音楽プロデューサー・作詞家・放送作家・実業家として幅広い分野で活躍している秋元康は、中央大学を中退しています。
彼は大学在学中に放送作家としてのキャリアをスタートさせますが、すぐに才能を発揮し、「ザ・ベストテン」「オールナイトフジ」など数々のヒット番組を手がけました。
また、1985年には女性アイドルグループであるおニャン子クラブをプロデュース。一大ブームを巻き起こし、作詞家としても成功を収めました。
秋元康の偉業といえば、2005年に誕生したアイドルグループ「AKB48」の創設です。「会いに行けるアイドル」というコンセプトのもと、東京・秋葉原に専用劇場を設け、ファンとの距離を縮めることを目指しました。
このプロデュース手法は大成功を収め、AKB48は日本のみならず海外でも人気を博し、数多くの姉妹グループが誕生しました。
他にも、ファン投票や握手会など、ファンが直接アイドルの活動に関与できる仕組みを導入。
秋元康は従来のアイドルビジネスを大きく変え、エンターテイメント業界において新たなスタンダードを確立しました。
スティーブ・ジョブズ
Appleの創業者としてIT業界に革命をもたらしたスティーブ・ジョブズは、アメリカの学費が高額で有名なリード大学に進学しましたが、わずか半年で退学しています。
退学理由は、大学の必修科目に興味を持てず、両親が一生懸命働いて貯めてくれたお金を学費に充てるのに罪悪感があったためです。
しかし、中退後もこっそり大学へ通い、自分の興味がある授業を受けていたといわれています。ほかにも、ずっと興味のあったインドへ行き、信仰や仏教の教えに触れました。
そして1974年、高校時代から仲の良かったスティーブ・ウォズニアックとともにAppleを創業。
ジョブズはコンピューターの普及に貢献し、Macintosh、iPod、iPhoneなど革新的な製品を次々と開発してAppleは世界トップクラスの企業へと急成長しました。
マーク・ザッカーバーグ
Facebookの創始者であるマーク・ザッカーバーグは、名門のハーバード大学を退学しています。
ザッカーバーグは幼い頃からコンピューターやプログラミングに興味があり、高校生の時にソフトウェアを開発しました。
ハーバード大学ではコンピューターサイエンスを専攻し、大学在学中にFacebookを立ち上げています。
当初はハーバード大学の学生限定のソーシャルネットワーキングサイトとしてスタートしましたが、最終的には世界中のユーザーが利用するまでに発展。
成功を確信したザッカーバーグはFacebookに専念するために大学を中退しました。
ザッカーバーグの名言として有名なのは、「リスクを取らないことが最大のリスクだ」です。
彼の挑戦と革新を恐れない姿勢は、今後もテクノロジーの発展に大きな影響を与え続けるでしょう。
ビル・ゲイツ
マイクロソフトの創設者として世界的に知られるビル・ゲイツは、ハーバード大学に入学しましたが2年で退学しています。
応用数学を専攻していたものの、成績は必ずしも良くはなく、ポーカーゲームに熱中していたそうです。
とはいえ、ハーバード大学在学中に大手ハードメーカーに当時まだ世に出ていなかったプログラムのデモ開発を持ちかけ、幼馴染のポール・アレンとともに完成させることで、社員として雇用されています。
退学理由は、ソフトウェアの開発に専念するためで、大学中退後は幼馴染とともにマイクロソフトを設立しました。
そして、コンピューター向けのBASICインタープリター、MS-DOSやWindowsといったソフトウェアを次々と開発し、コンピューターの普及に大きく貢献しました。
彼の偉業は、個人用コンピューターを一般家庭に普及させた点です。まさにテクノロジーのパイオニアといえる存在です。
大学中退しても本当になんとかなる!高収入を得るチャンスを掴もう!
結論として、大学を中退してもなんとかなります。
本記事の要点をおさらいしていきましょう。
- ポイント
- 【大学中退をしても問題がない理由】
・大学中退しても就職できるから
・就職後の仕事の評価に学歴は関係ない場合が多いから
・学歴に関係なく活躍している人はたくさんいるから
【大学中退後のキャリアパス】
・就職エージェントを使って就職活動をする
・派遣社員やアルバイトから正社員として就業する
・公務員として就職する
・難易度の高い国家資格を取得して就職する
・専門学校へする
・会社を起業する
・学歴に関係なく活躍できるナイト業界に就職する
世の中には、大学を卒業していなくても就職できる仕事がたくさんあります。
大学中退をしても選択できるキャリアパスは複数あり、実際に大学を中退して本当にやりたいことを見つけた人、ビジネスを成功させて高収入を得ている人が多数存在しています。
とはいえ、勢いだけで大学を中退するのは危険です。
「大学を中退したい理由」を明確にし、中退以外の選択肢についても考えた上で慎重に判断しましょう。
それでも中退したい意思が固まった場合は、本記事を参考に中退後の人生やキャリアプランを具体的に考えて、中退前から実行に移してみてください。